私のルキ♂くん② | 1型糖尿病合併症持ち患者でアロマオタクです。

1型糖尿病合併症持ち患者でアロマオタクです。

合併症多発でボロボロだけど、人間そんなに弱くないさ( *`ω´)
凹むことは凸になる素晴らしいチャンス!!!
IDDMからの合併症だって乗り越えられるんだって
今、合併症で苦しんでる人、落ち込んでる人を
励ましてあげられるようなブログにしたいなぁヽ(*´∀`)ノ

朝起きてくると、やっぱり元気がない。

 

早く病院に連れて行かなきゃと

朝9時過ぎに病院に向かいました。

 

病院に向かう途中、いつも病院に着くまで

ずっとニャーニャー鳴いているのに

途中から口で息をするようになり、よだれも垂らし始めて

おまけに失禁までしていました。

(失禁には帰宅する時まで気づきませんでした。)

苦しみが伝わってきました。


 

病院に到着するも、もうすでに来ている人がいたため

待つことに。

内心、救急だから先にやって!!!!!って思っていました。

 

呼ばれて診察室に入ると

獣医さんが「ちょっとヤバいな・・・」と。

すぐに処置室に移されて、私たちは待合室で待っていると

1分も経たずに「もうダメかもしれない、早く来て!!」と

処置室に呼ばれて。

 

ルキはもうぐったりしていて、エコーで心臓の動きを見ても

動いてるんだかよく分からないくらいの状態で。

獣医さんが心臓マッサージをしてくれても、酸素を入れても

ルキは動いてくれない。

 

私は一生懸命ルキの名前を呼び続けました。

「ルキ、ルキ、ルキ!!!」

多分、名前を呼ぶことしかできなかったと思います。

獣医さんは、胸水を抜いてくれていて

膿盆(ソラマメの形をした入れ物)には薄く赤く色づいた胸水が

満タンになるまで抜かれて。

 

心停止・・・だね・・・と。

 

心停止?何それ?

 

先生、手を止めないでよ。

 

まだ、まだ、まだ・・・

という心の言葉とは裏腹に

 

「もういいよ、もういいよ。。。ルキ。。。」というしかなくて

これ以上ルキが苦しむ姿も

私には地獄。

もう無理なんだと、悟ったら泣き叫んでいました。

 

獣医さんが、頑張ったと思います。

亡くなるまで壮絶だった。本当に。って。

詰め物をしてくれて、入れてきたゲージに入れてもらって。

私は抱えて処置室を出ました。

 

待合室でも、車に戻るまでもパニックで

大泣きでした。

 

車に戻ってから、ゲージから出して

ルキを抱きました。

まだあたたかくて、柔らかくて、

まるで眠っているかのようなお顔。

でも、ずっしり重くて動かない。

 

もしかしたら息吹き返したりしないかな?

もいっかい目開けてくれないかな?

 

そも思いも空しく、

ルキは私の腕の中で動くことはなかったです。その時のルキ↓



 

帰宅してから、ルキをいつも寝ていた場所に

寝かせてあげました。

 

その日は両親が午後家を空けたので

ルキと2人。

 

私は、もう動かないルキを夕方まで

ずっと抱いていました。

 

「本当に頑張ったね、誰よりも頑張ったね!」

「辛かったよね・・・もう辛くないね。」

「今はもう天国に行ってるかな?」

「もっとおいしいものたくさん食べたかったね。」

「世界で一番イケメンだったよ!」

「こんな可愛い子、どこ探したっていないんだから!」

 

「なんで私をおいて行っちゃうの?」

「早すぎるよ・・・」

「夜中、部屋のドアをカリカリしても開けてあげなくてごめんね・・・」

「もっと早く気付いてあげられなくてごめんね・・・」

「辛い思いさせちゃってごめんね・・・」

 

もう魂が抜けていても可愛くて

何度も撫でながらキスしました。

 

横になると、すっと立ち上がって

私のそばに来て、私の顔を舐めたり、手でいじくったり。

私の身体に自分の身体をピタッとつけてきて

一緒に寝たり。

お腹を見せてきて、撫でてってせがんだり。

私のお腹をフミフミしたり。

ちゅ~るを無心に食べたり。

 

誰よりも私に懐いていたルキ。

 

ルキを失うことが

私にとってこんなにも辛いとは。

 

息を吸うのも苦しい。

胸が痛い。

あまり食べたくない。

の、くせに血糖値はいくら打っても下がらない。

クレアチニンも上昇。

血圧は低すぎて測ってもいつもエラー続き。

 

完璧に自律神経やられました。

 

こんなにも悲しいのが自分でも分からないです。

 

この前の日曜、午前中仕事だったのですが

(午後は火葬に行きました。火葬の件はのちに書きます。)

立っていても目の前が薄暗くて

おまけに、急にお腹が緩くなり。

 

職場の人に迷惑をかけてしまって・・・。

前回のアメ限のこともあり、私が仕事を辞めてしまうと

同僚が心配してくれていて・・・。

「そんな状況なのに来てくれてありがとうだよ。」と

LINEくれたりして・・・

 

それだけでなく、1型のお仲間さん、アメ友さん、

リア友ちゃん、先輩・・・たくさんの方々から

あたたかい言葉、お優しい言葉の数々頂きました。

 

私が今、こうやって何とかブログを書けているのも

支えてくださった皆様のおかげです。

感謝だけでは足りないくらいで

どうやってその気持ちを伝えられるか

私、ぶきっちょなんで分からなくて。

ごめんなさい。

 

ルキ♂くん、見てあげてください。

(ダメな方がいらっしゃったらごめんなさい。)


 

 




 

 

 

私の最愛のルキ。

私の息子だったよ。

また私のところに戻ってくるんだよ。