もう先週の日曜日の観劇となるのですが
忘備録としてアップしておこうと思います。
突撃金魚プロデュース
『GFT版贋作・桜の森の満開の下』
於 大阪創造館
突撃金魚さんは、去年
扇町ミュージアムキューブが出来た直後に
１ヶ月間のロングラン毎日公演
と言うのをやっていて
「今時、根性入ってる劇団があるなー」
と思って観に行ったのが最初です。
その時の
洞穴の中（実は刑務所の中）の真っ暗な劇場空間、
そしてそれより暗い悲惨なストーリー。
大変に気に入りました（笑）
近年、チケットを事前に購入するのが
リスキーで億劫になっていて
観劇機会を減らしていましたが
この劇団は、いつかまた観に行くことになるだろう
と思っていての、二回目の観劇。
野田秀樹による『贋作 桜の森の満開の下』は
超超有名な戯曲でして
一度観たい！と思いながら
結局観てないし、読んでもいません。
初演は１９８９年で
私が演劇に興味を持った年だったので
間に合わず。
１９９２年の再演の時は多分チケットが取れなくて
２００１年の時には気付いていなかった。
２０１７年には歌舞伎になりましたが
歌舞伎を観に行く習慣もなく。
再々々演の２０１８年の頃は
北新地で寺田屋の営業を守るのに必死で
それどころではありませんでした。
↑すんごいメンバーですね
いろいろ言い訳してますが
一番のネックは、人気があり過ぎて
ちゃんとチケットが買えないので
諦めモードが根底にあったんです。
でも余りにも有名な台本なので
何かの形で観たいと思っていたら
なんと突撃金魚さんが
千林と言うチャリンコで行ける場所で
上演してくれるって言うじゃありませんか。
そんな訳で、観たいと思ってから
３５年ぶりに舞台で桜の森の満開の下を
観ることが出来ました。
現代版の野田脚本ではなく、
夢の遊眠社だった頃の勢いとノリ。
あの頃のノリってこうだったよなー・・・
と、面白さの中に郷愁を見つけてしまう５０代（苦笑）
それにしても。
土曜日４回公演って凄過ぎませんか💦
主演の山田蟲男さん、出ずっぱり
マジか。
宝塚よりブラックww
こうゆう熱量が大好きです。
お疲れ様でした！