昨日は西宮北口にある
兵庫県立芸術文化センターに
お芝居を観に行って来ました。
こちらは駅から近くて
回廊で繋がっているは
緑は多いは、本当に環境にも恵まれた
いい劇場です。
演目は、加藤健一事務所による
『二人の主人を一度に持つと』
口から出まかせコメディとあるので
カトケン得意のシチュエーションコメディだろう
と思ったら、その通りだったのですが
少しテンポがいつもと違う。
ちょっとゆっくり目。
調べてみると、この戯曲が書かれたのは
なんと18世紀。
作家はイタリア人の
カルロ・ゴルドーニ。
ウキペディアより↓
戯曲が書かれた1745年に
日本であった出来事を調べると、
徳川吉宗による享保の改革の失敗と
家重への家督譲渡。
文化的には人形浄瑠璃・歌舞伎の戯曲
「仮名手本忠臣蔵」が書かれ
小屋にかかった頃。
だからこの戯曲は
オペラとして上演されることが多いようで
現代劇風に演じたのが今回の舞台でした。
いろいろお勉強になります。
実際にこの劇作家のゴルドーニは
ルイ15世にベルサイユ宮殿に召喚され
王女たちにイタリア語教育をした
とありますので、
ひょっとしたらマリーアントワネットとも
面識があったかも。
そんな時代のお話です。
衣装も舞台装置も素晴らしかった。
こうゆう上質のコメディは
もっともっと広く楽しまれるようになればいいと
本当にいつも思います。
演劇の事ばかり語るのも何なんで
我が家のおやつ紹介。
シェフがチョコパウンドケーキを焼いてくれました♪
フルーツフィリング入り。
久しぶりにインスタントではなく
ドリップコーヒーもいれて
早朝の自宅カフェを楽しみましょう。
皆様も良い日曜日を。