昨日は5ヶ月ぶりに日帰りバス旅行に出かけました。
はい、6月に行った、四国遍路以来です。
今回は、春日大社を始めとする、奈良の5ヶ所の紅葉を巡る旅。
こんな風に、半ば強制的に
お出かけの予定を入れなければ
紅葉を見る機会は作れない。
そう思って1ヶ月前から、
日帰りバス旅行の申し込みをしていましたが
まさかの前日深夜の大喧嘩(苦笑)
いえ、夫婦喧嘩はしょっちゅうしてますが、
まさかシェフが午前4時に帰って来るとは。。。
しかもすぐには寝ないで
ブツブツ言いながら風呂に入ったりしてるし。
朝も、しんどかっったらキャンセルでいい
と言っているのに、ブツブツ言いながらも
結局着いて来る。
もう、うっとおしい事この上ない(-""-;)
妙齢を迎えた奥様方が、
主人抜きで、女友達と旅行や食事に行きたがる
気持ちが痛いほど分かります。
まあ、シェフちゃんの場合は
バスの中で寝て、
最初の信貴山に着く頃には機嫌も直っているのですが。
と、言う事で
最初の観光は、信貴山の朝護孫子寺から。
信貴山は関西の方にとっては
学校行事などで行ったことのある、
身近な山のようですね。
ワタクシは初めて。
朝護孫子寺が総本山だと言う事も知りませんでした。
張り子の虎は有名です。
虎は寅。
寅の年、寅の日、寅の刻に
四天王の一である毘沙門天が聖徳太子の前に現れ、
その加護によって物部氏に勝利した
と言うのが言い伝えです。
594年に初めて毘沙門天を祀る寺院として創建されました。
「信ずべき貴ぶべき山」で信貴山。
週間天気予報では、
月曜日だけ雨でしたが、
何とかお天気も持ち、時折日差しも。
そこから春日大社に移動。
春日大社は現在`式年造替(しきねんぞうたい)’の真っ最中。
写真はいっぱいあるのですが、
一つずつ説明して行くと、
前回の四国遍路の時のように
ブログを3回に分けてアップしなければなりません(^_^;)
ちょこっと記憶に残ったところを。
春日大社と言えば、灯籠。
庭に2000、朱の回廊に吊灯篭が1000。
圧倒的に全国一です。
今では年に2回しか灯籠に火を入れなくなりましたが、
江戸時代までは、毎日なたね油で
火を入れていたとか。
なたね油の代金、一日200~300万
ヒャー
信仰って凄いですよねー。
因みに回廊に吊られている灯籠は
古いものは室町時代のものがあるとか。
最初は全部金色。
今でも新しい物は、このように金色。
それが、大体50年から70年くらいかけて
錆がでて、青銅色になる。
吊り灯籠一つ200万だそうです。
・・・何かお金の話ばかり(笑)
本堂正面は工事中。
その代わり、本堂をお守りする
裏の4社が見える扉が
150年ぶりに開けられている、
との事でした。
毘沙門天をお守りする4社。
どんだけ強いんでしょう(・∀・)
そして長谷寺に移動。
結構移動してます。
しかも時間は押せ押せな感じ。
この長谷寺で、iPhoneのバッテリーが切れる
長い階段を一揆に上り、
ザクッとお参りをしたら駆け下りました。
充電器はあるけど、電池が切れていたので
電池を探しに門前街に行こうと思って。
いやー、ないんですよね、コンビニとか(笑)
街場で暮らしていると
コンビニ探しに困るとか、夢にも思わない。
一軒カメラ屋を見つけて、
聞いてみたら電池があった!良かった~(T▽T;)
ついでに商店街を散策。
全くのカンで、柿の葉寿司を買う事に。
バスの中で早速食べたのですが、これが絶品
「とらせ」と言うお店のものです。
今まで食べた柿の葉寿司の中で、
一番美味しいと思いました。
長谷寺に行かれたら、絶対買って下さい。
お土産もこれがいいです(笑)
この商店街では、ごま豆腐と
奈良漬け3年ものも手に入れ、満足。
はずしません、こうゆうものは(笑)
この他、真っ暗になった鳥見山公園とか
ライトアップされた談山神社とか。
スタートに老夫婦が遅れてきて、30分押したり
奈良市内で、天皇陛下がお通りになる
という事で、交通規制にひっかかったりで、
かなりバタバタしました。
経験豊富そうなバスガイドさんが、
時間に追われた後半に
「生きた心地がしない・・・」
とつぶやいていたくらいですから。
バス旅行の参加者の平均年齢は
たぶん60代後半くらいで、
一番盛り上がったのは
「ひょっとしたら、天皇陛下の車とすれ違えるんじゃないか?」
と期待した時ですかね?(笑)
紅葉、カンケーないし

個人的には、大変楽しいバス旅行でした
イェイ














