花嫁の皆さん 卒花の皆さん
自動車運転免許はお持ちでしょうか?
地域差の影響もあるのでしょうが
今は持ってないという方も結構多いですね

私が免許を取ったのは結婚後 27歳の時でした車
選んだ自動車学校は “教官が怖い”という
クチコミに溢れていましたが 蓋を開ければ 
至極全うな指導に 褒めちぎりの連続…
クチコミを意識してのことかもしれませんが
今の時代 『先生』と呼ばれるお仕事は
外野の声を気にしたり 大変なんだなぁと
思った記憶があります
 
そんな中 1人だけ にこりともせず 
質問にも『当たり前だろ』という感じで答える
少々威圧的な おじさま教官がいましたスーツ

初めて指導していただいた時 
クチコミは きっとこの人のことだニヤリ
と思える 理不尽さを味わったのですが (笑)
仮免試験を控え わからないことは
全て質問して帰ろう!臨んだ路上教習の担当が 
またも この怖い教官だったのですガーン

仕事柄 緊張する場面には免疫がありますが
考えてきた質問も 全て吹っ飛び
戦慄の路上教習がスタート叫び

相変わらずのスパルタ指導のもと
教習時間も半分を過ぎた頃
平日の真っ昼間に大人が受講していたからか
私の生徒カルテを改めて見た教官が
『ご家庭やお仕事は?』と気にかけてくださり 
家庭は問題なく 婚礼司会の仕事で
土日勤務であることを伝えると
大変に驚いた様子…そこからはもう
質問攻めです

どうやって司会者になるの?から始まり
どんなハプニングがあるの?など
私は運転中…というか教習中なのに
教官の好奇心は明らかな速度超過!
まるで 司会者を目指しているかのようでした 笑

車内という密室で無下にすることもできず
教官の結婚指輪が目に入ったので
『先生はご結婚式なさったんですか?』と 
聞いてみたところ とても懐かしげに
ご自身の結婚式の話をしてくれましたウエディングケーキ

なんでも 当時まだ流行りだしたばかり
流行最先端のハワイ挙式やしの木だったそうで
ご家族だけではあったものの
温かい良いお式だったとか照れ
にこりともしなかった鬼教官が この時ばかりは
笑顔で 本当に幸せそうな様子だったので
『当時のこと 奥さまともよく話すんですか?
と さらに尋ねると

いやいや!家内と話すことまではしないよ
とおっしゃるではないですかびっくり

全然 関係ない第三者の前では
こんなに嬉しそうに語れるのに
肝心の奥さまには伝えていないんです!

結婚式がどのくらい楽しかったか
妻がどのくらいキレイだったか
妻をどれほど愛しているか
ほんの少しでも言葉にして伝えるだけで
女性はとても嬉しく 安心するし 
愛されているなと感じるのに 
女性が喜ぶ言葉に限って出し惜しみする…


この教官のように 遠い昔の結婚式に限らず
間近に控える結婚式を 彼は全然 
楽しみにしている感じがしない とか
結婚してから愛情表現が減った…など
パートナーの気持ちがわからず 悲しい思いを
なさっている花嫁さんや奥さまはたくさんいて
少し落ち込むくらいで済めば良いですが
隙間時間を見つけては つい想像を働かせ
何も言わないってことは 彼にとって結婚式は 
そんなに大事じゃないんだ…とか
関係も長く深くなるにつれ
もう以前のようには愛してないんだ…
考えてしまうこともありますよねショボーン

しかし この教官の態度からわかるように
言葉にしないだけで 彼や旦那さまも 
同じように嬉しい気持ち 愛する気持ちが
ちゃんとあることが ほとんど!

こういう時 女性にとっては男性は~  女性は~
という性差を意識した考え方が とても役に立ち
見えている問題より もう一層奥にある
問題の本質に目を向けることが
できるようになりますよ♪


結婚式に対する情熱 愛情表現など 
男性は大切なことや 気持ちを言葉にしない
ということが多々あります
これを心に留めておけば
伝えないことは単に男性の特徴であり
問題ではないと理解することができます

男女の性差を意識した考え方は
何か決めつけたり 一括りという印象で
嫌だと思う方は相当数いらっしゃいますが
実際には 個人を深く理解する為の入口にすぎず
表面に見えている言動には かなり性差があるけど
その言動に至った理由は人それぞれ
というところに 目を向けたいからこそ 
一度 目の粗いザルでこすようなものなのですひらめき電球

例えばパートナーが愛情表現をしてくれない時
そもそも あなたが愛情表現を求めていることを
パートナーは知っているのかどうか?
知らなかったのなら 伝える必要があるでしょうし
する気はあるけど 恥ずかしくてできない…
のだとしたら まずは自分がお手本となって
愛情表現は恥ずかしいことじゃない!
という環境を作ることが効果的かもしれない…

“伝えてくれない”という相手の言動に
一喜一憂していては こうした考えに及ぶ前に 
悲しみや怒りが湧き 問題解決どころか 
これが繰り返され 自分に魅力や価値がないのだ
思い込んだりして もっとこじれてしまうことも
珍しくありません 叫び
         ※ 私はこれで夫婦の問題に発展しました


このような男女差がきっかけとなる
ささいなすれ違いは 交際初期や新婚など
努力せずとも関係が良好な時期や
婚活中などにも よく現れることで
ここで芽を摘んでおけば 大きな問題に
発展することを防ぐことだってできるはずウインク


次回はもう少し具体的に パートナーを
どう受け止めて どう行動していくかを
お話していきます鉛筆



花嫁の保健室クローバー