黒板アート2023と版画制作続き | 五分咲きの日々~花とひとだま時々ねこの画家、ほんじょうれいこのブログ~
今年も描きました。
この辺はわりとうまく描けたけど
イルカは納得いってないので修正したい。
イルカじゃなくてクジラにしたい。
ちなみに昨年は猫でした。


週末は学園祭。昨日は1時間だけ授業で、以降は学祭準備。
うちは基本的に3年は学祭に参加しないので、午後からは来月デザイン科入試の実技試験がある生徒の指導をしました。
過去問の紙立体を制作してもらいながら、私はボールペン版画の版制作続き。
下絵を版に転写します。
刷り上がりは反転するので、トレーシングペーパーを裏返して写します。
写るには写るけど薄い。
やっぱりカーボン紙を使うことにしました。
写し終わったら、ボールペンで描いていきます。
凸版画です。白くしたい部分をボールペンで描いて凹ませます。SP板という教材で、片面は木版、片面はボールペン版画用に柔らかく加工されています。
触って凹んでいるとわかるぐらいの筆圧で描きます。ハッチングの密度で明るさを調節します。
もう少しで完成。
次回は版完成~刷る工程をアップします。

ボールペン版画は彫刻刀を持たせるのが不安なお子さんや生徒数が多くて目が行き渡らないクラスにも不安なく導入できます。


 

昨年、ちょうどこの単元でコロナと胃腸炎で休んでしまいました。刃物を使用する授業は自習監督の先生に負担が大きすぎるため、休み中は制作を止めなくてはならない。そのため今年は授業数に余裕のないクラスをボールペン版画にしました。