よりどころ | 五分咲きの日々~花とひとだま時々ねこの画家、ほんじょうれいこのブログ~
今日は新宿のアートサロンでした。
東南口の桜は早くも満開。


自宅では朝顔の絵とコスモスの絵を描いています。


私が使っているのはアクリル絵の具。
主にリキテックスですが、大量に使うホワイトは安価なものを使うこともあります。

ただ、どうしても発色だとか濁りだとか色味だとか、リキテックスでなければという色もあって。特にビリジャン(グリーン)。
最近、世界堂に置いてないので仕方なく楽天で買いました。

水曜日まではリハビリぐらいしか外に出ませんでした。少しは身体を動かさないと。と、リハビリの帰りにお散歩。
こぶしや椿が満開。


絵の資料は、なるべく自分で撮影したものを使います。ネットにあげられている写真でも無断で参考にするのはどうかな、と思います。
なので、忙しいなかでもモチーフハンティングは必要。そして花の季節はすぐに移ろうので「また今度」はだめなんです。

白梅をオーダーされたお客様からお手紙をいただきました。梅の花への想いが綴られています。
お手紙を拝読して思いました。
芸術というものはお腹を満たすことはないけれど、別れや悲しみ、どうしようもない心の浮き沈みを目の前にした時に必要とされるものなのかもしれません。
それは「よりどころ」と呼ばれるものなのでしょう。

心を込めて描きます。