今朝の紙面 「おくやみ欄」、妻がここ10年以上親しくおつきあいをしていた方の訃報が載った。

 

すぐに何人かの知人に連絡とりあったが、皆さんも新聞で知ったと。

 

昨年6月に自費出版されお贈りいただいていた「歌集 越前和紙」が手元にある。

書籍の帯には、

 

  「もう巣立ってしまった子供達をはじめとする家族、

  そして去っていった、消えてしまったものたちを愛惜する歌。

  それらの懐かしい手探りをそっと手渡してくれる一冊。」

とあった。

 

あとがきには、

  「この歌集は1993年(平成5年)から2019年(令和元年)

  までに詠んだ歌の中より四百三十首を収めたものです。---」

とあった。

 

円周率三十桁まで覚えたる日もとおくなり電卓たたく

まず一本見つけしあとは目の慣れて次つぎ見えくる蕨を摘めり

 

福井で生まれ、京都で10年ほど暮らし、晩年は大津で過ごされた。

多彩な72年の生涯。あまりにも早い別れだった。

 

好まれたアジサイの花