深夜のワンメイクレース | 花屋とGT-R

花屋とGT-R

GT-R☆FREAKS
NISSAN SKYLINE GT-R
BNR32 銃銀 (1994) 
【ENNGINE】
 lartefice SPL
 BCNR33 N1spec改
 REIMAX street cam
 HKS piston
【TURBINE】
 BNR34 N1spec
【MainECU】
 APEX Power-FC
 [D-Jetronic pg改]

日頃のアシとして活躍しているL650Sミラジーノ


なんてことないNAエンジン

軽では絶滅寸前の4速オートマ

足まわりはバネのみ中古のダウンサス

タイヤは16インチのヨコハマ

エンジンオイルと、ATフルードはCDX

ハッキリ言って遅い


誰が乗っても速いとは思えないだろう

でも、楽しい


パワーがないから、スタート加速も遅いし、一度速度を落とすとその後が加速しない

だから、

まずはそれなりの速度に乗せて、そのスピードをなるべく落とさないように気をつかう

ライン取りであったり、他車との間合いであったり、シグナルのタイミングであったり

アクセルは基本的に8割全開のまま

あとの2割はここぞと言うときのために残しておく

ほんの気持ち、クルマをいたわっているつもり


同じコースをGT-Rで走れば、2倍の速さで走れる

それはそれで楽しいし気持ち良いのだけど、それにつきあってくれるライバルがなかなかいない

一人で走ってただ自己満足しているだけ

でも、ミラジーノは違う

大体、見た目から遅いのがバレバレだから、まわりのクルマにもバカにされているのがわかる

そんなクルマは大体こうだ

ある程度の速度までびゅーん!と加速して、あとはそれなりに流す

こういうのが多い

ハイブリッドカーで飛ばす人もそういうのが多い

まれに、

びゅーん!と飛ばしたまま見えなくなってしまう方もいる

ごくまれにね

それはまあ、仕方がない

だってこっちはミラジーノなんだもの(笑)

置いていかれて当然

逆に、

加速では置いて行かれるけど、その後の高速コーナーでミラジーノが逆転する

そんな場面が多々ある

素直に気持ちいいw

クルマが遅いからコーナーに全開で進入して、全開のまま抜けていける

そうすると、

ムキになって追いかけてくるクルマと、

あきらめて速度を落とすクルマに二分される

圧倒的に速いクルマに追いつかれそうになっても、

シグナルのタイミングや、他車との間合いを利用して

さらに差を広げたりして…w


たまに、

同じくらい遅い軽自動車同士で絡むことがある

ドライバーのレベルも似たような感じ

大体同じような加速、コーナリングを繰り返す

だけど、

その際のライン取りでなるべくハンドルを切る量を少なくしたり

減速の際もブレーキは使わず、アクセルをほんのわずかに抜いてみるとか

ほんのちょっと違った操作をすることで、少しずつ相手のクルマが遅れていく

雑な操作をすると、ダイハツあるあるのリアまわりの弱さが出てきて怖い目にあったりする

だから、なるべく丁寧に操作する

そう、

まるで、86レースやヴィッツレースみたいな感じ

馬力はないけど、イコールコンディションに近いワンメイクレースに似た感じw


最近、こういうのが楽しい

周りより圧倒的に速く走るだけならGT-Rだけど、GT-Rではこんな楽しみ方はなかなかできない

もの凄い高速コースでないと難しい

けど、

ミラジーノなら低い速度で楽しめて、時々ライバルも登場してくれる


まぁ、こんなにダラダラと書いても、それもまたただの自己満足かもしれない


あ、そうか  

30年近く前

原付NSRで仲間と峠でヒザを擦っていた頃のあの感じ

あの楽しさをまだ体が覚えているのかも


深夜のワンメイクレースみたいな感じ

これはこれで楽しかったりしますよw