久しぶりに出雲のことを想った一日だったので、不定期連載の
part4でございます。
朝のテレビで見たニュース。
「伊勢神宮、出雲大社、そろって遷宮」
大社が遷宮?!
伊勢神宮は知っていましたが、出雲大社の遷宮については、
恥ずかしながら全くの初耳でした。
それもそのはず。
出雲大社は60年に1度の遷宮だとか。
ということは、人生で、それを2度経験出来る人って、めったにないって
ことですよね!
普通に考えても、「遷宮なんてどうやってやるの?」って想像も
つかないですが、NETで調べてみると、やはり5年がかりの壮大な
プロジェクトだったようです。
ですから、平成20年から取り掛かり、今年の5月10日には、
ご祭神である「大国主大神」が修造の終わった御本殿にお還りになる
「本殿遷座祭」が執り行われるそうです。
出雲在住の頃は、何度もお参りした大社さんですが、
新しくなった出雲大社、見てみたいなあ~なんて、
ぼんやり妄想していました。
出雲にもし行くことが出来たら、もう一度行ってみたいお気に入りの
場所が沢山ありますので、一部ご紹介♪
☆日御碕(ひのみさき)燈台
出雲大社から海まではすぐですが、その海沿いの道を
くねくねとドライブして行くと、日御碕に出ます。
途中の景観も、絶景で、崖沿いの道なので、スリルも
満点(笑)
燈台の近くのお店では、サザエの壺焼きや、イカの姿焼
などを売っていて、香ばしい香りが充満しています。
日御碕灯台は、私が見た灯台の中では一番大きくて
美しい燈台です。
そして、中に入ることも出来る、珍しい燈台です。
急な螺旋階段をぐるぐる登ると、展望台に出ます。
日本海の向こう遠く、隠岐の島の島影が見えます。
後醍醐天皇が島流しになった隠岐の島。
天気が悪くなると船が止まるので、なかなか
行くことが出来なくて残念でした。
☆石見(いわみ)銀山
数年前に世界遺産に認定されたので、全国区になったかもしれません。
私が居た頃は、まだまだマイナーな観光地で人もまばらでしたが、
その頃から、とても素敵な佇まいがあったのです。
通りの両側に並ぶ普通の民家の軒先に、一輪ざしのお花が
飾られていたり、ビー玉で作った手作りの表札が飾ってあったり。
古民家を改装した雑貨屋さんがあったり、その裏に隠れるように
こじゃれたお蕎麦屋さんがあったり、スコーンが美味しいカフェも
あったなあ~♪
妊娠中の友人と一緒に、のんびりぶらぶら歩いた楽しい思い出が
あります。
今は観光客が増えて賑わっているのかもしれませんが、あの、
少し哀愁の漂った街並みがとても懐かしいです。
☆玉造温泉
出雲と松江のちょうど真ん中辺りにある大きな温泉街です。
私が行きたいのは、桜の季節の玉造温泉。
温泉街の真ん中を、細い綺麗な川が流れていて、
その川の両側には、桜の巨木が延々と並んでいます。
満開の桜が、まるで川に零れおちるような風情で咲く姿が
本当に圧巻で…
一度、仕事中の夫から電話があったことがあります。
「今、玉造にいるんだけど、桜がすっごいぞ。行ってみたら?」(笑)
特に花見が好きな訳でもない夫が興奮しているのを聞いて、
すぐに出掛けました。
本当に凄かったです。
1人で見るのが勿体ないくらい満開少し手前の素敵な桜でした。
通りがかりの、いかにもご近所に買い物にきただけのおばあ様に
お願いして写真を撮らせていただきました。
☆サンドミュージアム
世界一大きな砂時計があることで有名な、砂の美術館です。
「砂時計」というドラマがあったかな?その舞台でもあります。
大人でもかなり楽しい体験コーナーもあって、それが楽しくて
2度ほど行きました。
自分だけの○○○が作れますよ!
他にも、松江城、松江の武家屋敷、宍道湖畔にある県立美術館、
とてもとても有名な足立美術館、宍道湖の花火大会、
島根和牛の焼き肉、などなど、話は尽きませんが、
「出雲編」はこれにてひとまず終了といたします。
ありがとうございました。
次回、転妻ライフは四国の松山編へ突入予定です。
もしよろしかったら、またおつきあい下さいませ。