昨日、仕事終わりに、20代の頃から大好きなバンド「ザ・マスミサイル」のライブを観に行った。

新宿の小さなライブハウスにはたくさんの人で溢れていた。
俺と同じ歳くらいのおっさん達もたくさんいて、みんな爆音の中、拳を突き上げ叫んでいた。

そして俺も含めみんなおもっきり泣いていた。


あの頃、全く芸人の仕事がなく逃げたくなっては、マスミサイルの歌を聴いて奮えていた。

皿洗いのバイトに行く電車の中でヘッドフォンの音量を最大にして「いつかみてろ!」と心の中で叫んでいた自分を思い出した。


昨日、マスミサイルのパワフル過ぎるライブを見ながら、40歳を越えた今でも、まだあの頃と同じ感情が心底から湧いてきた自分になんか嬉しくなった。


ライブのあと、楽屋へ挨拶に行かせてもらうと、まさかの流れで打ち上げで一緒に飲める事になった。
(ザ・マスミサイル高木君とTHE ZUTAZUTAZの虎君)

マスミサイルの歌のおかげで助けられた事を伝えると凄く喜んでくれた。


バンド結成から20年。
仲間のバンドが、年齢や時代の流れと共に解散していく中、ブレずにこのスタイルで続けていく事は本当に大変なんだろうと思った。


今の時代に合ってるのか合ってないかなんて俺にはわからないけど、絶対にやめないでほしい。
その為にも売れてほしいと心から思った。

そして、今の時代を必死に生きてる全ての人にザ・マスミサイルの歌を聴いてほしい。

きっと何か心底から奮える感情が湧いてくるはず。


「泣き方一つとっても 
笑い方一つとっても
誰かに教わった訳じゃないんでしょ
オリジナルでしょ

人間らしく生きてる
死ぬまでは生きようとしてる
君にそんな安っぽい教科書なんかは
必要ないでしょ」




また泣きに行こうと思います。

ありがとう!