大相撲一月場所の感想。

横綱白鵬が史上３人目の６場所連続優勝を決めました。
また、横綱として３００勝目を在位２２場所という史上最短記録で飾りました。

どんどん記録を塗り替えていく横綱白鵬。

皆様はこの計り知れない強さの理由はどこにあると思いますか？



もちろん恵まれた体格や天性の相撲勘などあげればたくさんあると思います。

でも、僕が思う一番の理由は「相撲愛」です。

千秋楽、優勝インタビューで白鵬は
「巨人・大鵬・卵焼きに並ぶことができて本当にうれしいです！」
と話し、会場を沸かせました。

今の日本人の若者ですらほとんど知らない昔の流行語をモンゴル出身の若干２５歳の白鵬は知っているのです。
さらに白鵬は、毎日暇さえ見つけると、過去の大横綱 たちのビデオを見て研究したり、相撲の歴史が書かれた本を片っ端から読んでいると聞いたことがあります。

ここまで相撲を愛した外国人力士が今までいたでしょうか。

だからこそ僕は白鵬にはモンゴル出身だからといって遠慮せずに、どんどんと記録を塗り替えていってほしいです。

ライバルがいない今だからこそ、それができると思 います。

そうなればきっと若い力士たちも「なにくそ」と必死になって白鵬に食らい付いてくるでしょう。

その片鱗を見せているのが先場所に続いてゆいつ白鵬をやぶった稀勢の里です。


今場所も、白鵬戦の勝利がかなりの自信になったのか二桁１０勝を上げました。

絶対、今年中に大関になってほしい力士です。
そうなると、黙っ ていないのが同じく二桁勝利を飾った琴奨菊です。


先場所あたりから得意のがぶり寄りにさらに磨きがかかった気がします。

この力士も早く大関になってほしい力士の一人です。

さらに、この２力士を上げたら忘れてはいけないのが豊ノ島です。
初日把瑠都に勝ち、今場所は大勝ちすると思っていたらまさかの７連敗。
しかしさすが は大関候補、なんと九日目から７連勝で勝ち越しを決めました。

このようにファンを魅了する楽しみな力士たちはまだまだ山ほどいるのです。

その力士たちが今以上に一丸となって大横綱白鵬に挑んでいく。

そんな図式の大相撲になれば数々の不祥事で持たれた悪いイメージも払拭できる事と思います。

常に満員御礼の相撲ブームが 来る日はすぐそこまで来ています。