父親の仕事 | ハナウタがきこえる

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鳥取→岡山→京都→愛知→宮城
転勤族で中学生と幼稚園児の歳の差姉弟。四人家族。


お父さんは山へ芝刈りに、お母さんは川へ洗濯に…

「お父さんはお仕事。お姉ちゃんは学校。」と、何歳だったかの幼児検診の前に教えるもふざけて、ふざけて。。
弟だからか、男子だからか、性格の違いか、ムスメを育てている時との違いに「アホなんかな?」と何度本気で思ったかわからない。

そして4歳になった今は「アホなんだな」と納得している(^^ゞ
ムスコと同じ名前をもつ男の子のお母さんと「名前が悪かったんかな」と話していることもあるけれど。

男子って、女子と比べるとムダな動きが多すぎる(笑)


小さな頃はざっくりと「お父さんはお仕事してる」「お父さんは会社に行った」と教えていたけれど。
実際に父親が何の為に働くのか、どんな仕事をしているのかをしているのかを教えそびれていたな、と気付いたのは上の子が幼稚園児の頃だった。

「お父さんは会社に行ってお仕事をする」という事と会社の名前は知っていても、そこで労働の対価として給料が支払われるという事。
その給料がお金という物で、お金がなければ自分達が暮らしていけない、ごはんが食べられないという事が、子供の頭の中で全く繋がっていなかった。
「家族の為に働いてくれている父親への感謝」を常日頃から伝えているつもりだったのに、「お金」という物の説明が意外とおざなりだったということに、「お金はATMからシャーって出てくる」というムスメの発言で気付かされた。


私の実家は自営業なので、両親の仕事は子供の頃から常に目にしていたし、手伝ってお小遣いを貰うこともあったので、会社とか仕事とかお金の流れなんかは自然に理解していたけれど。
普段目にすることのない親の会社だとか、仕事とかを理解するのは難しいのかもしれない。

私だってダンナが実際どんな仕事をしているのかよく知らないし(о´∀`о)
役職は知っているけれど、会社の中での地位だとか立場だとかはよく分からないし。結婚した頃より随分とエライ人になってるらしいって事くらいしら知らない。

外食産業の人なので「お店回って、ごはん食べてる人」と本人は話しているけれど、これで子供達が「父親は会社で働いている」と理解できるのだろうか。。。
せめて「お店でお料理作ってるよ」とかなら分かりやすいのだけれど、そんなんすること殆んどないし(^o^;)


何かを作ったり、売ったり、先生だったり、お医者さんだったり、というような、子供にもイメージしやすい仕事なら説明もしやすいのだろうけれど。
世の中には業務内容が多岐にわたって説明しにくかったり、全く想像もつかない仕事もたくさんある。

春には中学生になるムスメには、いろいろと興味を持ったり、知ったりしてほしいと思うのだけれど、親としてどうしていくのが良いのかが分からない。

。。就職活動を始める春まで、全く仕事に対して興味がなかった私だから、余計に(^^ゞ
なので、めっちゃ分かりやすくイメージできた銀行員になったんだよね(笑)


壮大な夢を持てだとか、将来への目的意識を持てだなんて言うつもりは全くない。
生きていく為にお金を稼ぐ手段というだけであっても、全く問題ないと思う。
何をしていても、本人が幸せであるということが一番大事。

まずは身近な人の仕事と暮らしから説明していこうかな。



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