朝ドラを見ている。
今日は、主人公の息子さんが、白血病を患っていて、
「生きていたい」と口にした。
なんて幸せな魂だろうと、思う。
なぜなら、命の有難さを、こんなにも切実に感じられているからだ。
命、生きると言うことの素晴らしさを、感じながら生きているという奇跡。
幸せだなぁと思う。
もちろん、同時に、生きて欲しいと思うし、
消えてしまわないで欲しい、そのまま、何かに挑み続けて欲しいとも思うけれど、
でも、幸せな経験だなと思う。
家族や親しい人、恋人を失った人が、その喪失感に苦しむ姿を見たとき、
なんて、幸せなのだろうと思う。
なぜなら、その大切な人と味わった、素晴らしい生活がかつて、存在したからだ。
素晴らしい経験を、その人と分かち合ったからこそ、
喪失に苦しむ。
生きている時は、その素晴らしさに気づけなかったかもしれない。
しかし、失って、その素晴らしさに気づいた。
気づけたからこそ、喪失に苦しむのだ。
その悲しみと苦しさは、それまでの素晴らしい人生の証だから。
だから、なんて幸せな魂なのだろうと、私は思う。
幸せだったんだね!良かったね!と、私は思う。
苦しみの一つひとつ、悲しみに一つ一つに、それが現れている。
生の執着もまた、それまでが幸せで、かけがえのないものだったからだろう。
良かったね!幸せだったんだね!と、私は思う。
生きるって、その繰り返し。
幸せになったり、失ったり、それに気づいたりの・・・
実は、どの瞬間も、幸せなのだ。