1日中お母さんがいるのに、散歩連れてってくれない、と不満爆発した夕方。

オモチャも、ガーゼケットぐるぐる巻き脱出ゲーム(昨夜から始める)も、とっくに飽きて、大声で訴えるので、ボソッと抱っこ散歩行ってみる?と言うと、ガバッと体勢を整えて目を輝かすので、

「濡れてるから歩かないのよ~、抱っこしてそこらへんぐるぐる回るだけよ~」

と、理解できないだろうけど言い聞かせ、腕の中で暴れたときの用心に首輪とリードをつけ、左手に抱いて、右手で傘を持って外に出てみる。


雨だから人通りはほとんどなく、自転車も滅多に走らないけれど、用心して細い道を選んで歩いて行く。


凛さん、キョロキョロ。

高い位置からの目線から眺める道は、いつもの散歩コースだけれど、新鮮らしい。


途中、向こうから傘をさしたおじいさんが歩いてくる、

「わんわん言ったらダメよ」

と釘をさしておいたら、すんなりすれ違えた。

おじいさんが声に出さずに笑っているので、こちらも会釈をする。


カッパを着た自転車の方には、先日、吠えてしまったけれど、「こんにちは~」とお互いに挨拶してすれ違うのに、吠えず😃

苦手な自転車にカッパときたのに、初体験で余裕もないのか?(笑)


はなのときみたいに、飛び出し防止フックのついたバッグを買いたいのだけれど、ひとつあるのは有事の際の避難用に寝室に置いてるので、早く見つけたいものだけど。


雨の様子を見るためか、少し離れた突き当たりのお宅の玄関ドアが開いて、男性が外を見ていた、と、向こうからやってくるわたしの姿を見つけてしばし凝視。


数年前のはなのとき、何度か「ぬいぐるみ抱いて歩いてるのかと思った」とすれ違う人たちに言われたことがあって、同じように確かめて(笑)いたのかもしれない。


15分弱のほんの家の周りだけだけど、刺激はあったよう。



『かあたん、まぁまぁ楽しかったでつよ』

『今度はもちょっと遠くまでお願いちまつ~』