写真撮る余裕がなかったけれど、この前の日曜日、2階のわたしの部屋の、強風で少しずれてた網戸を端まで戻そうとしたら、ヤモリが慌てて動き出しました

挟むといけないし、かといって、部屋にポトリと落ちてくるのもどうかと思い 焦りながら 窓を少し開けたり 網戸をずらしたり
ヤモリくんも 目を真ん丸くして 顔を出したり引っ込めたり
結局は無事に登ってきた外の壁に避難してくれたのだと思うけれど
その1分に満たない時間の 一人と一匹の驚いてお互いに凝視する表情や焦りの様を思い返すと 後でとても可笑しかったのでした


ヤモリは家守りといって縁起がいいとされています

我が家には毎年ヤモリが現れますが はなが家に来た年も 和室に小さなヤモリがずっといて
動くものを見ると挑みかかるであろう はなに見つからないかひやひやしました
その年も、翌年以降に現れたヤモリたちも、無事に過ごせたようです

家の隣が田んぼだった頃はカエルも多く 庭にも小さなアマガエルが、季節になると それぞれの定位置にいたものですが
いまは四方八方、家とコンクリートの道路に囲まれ 
それでも毎年、ヤモリは現れます

ただ
2年前は 台所の窓のサッシにいたのを気づかずに挟んでしまったようで
乾いた半身を見つけたときは 手を合わせて詫びました
夫はトカゲのように 身を切って生き延びてるかもと言ってくれてましたが
それからは 網戸を動かすときは氣をつけるようにしていました
そしてずいぶん前には一度、締め切った部屋の隅でカラカラに乾いた小さなヤモリを見つけたこともあります

だけどまさか、2階まで遠征してくるとは予測してませんでした

お隣やお向かいには来ないというけれど
ヤモリとハグロトンボは なぜだか季節になると、我が家めざして毎年やって来てくれ、ステイしていきます

特にサービスするわけではないけれども、歓迎している我が家です


『はなの話し相手には なんないでつけどね~』