ちょうど3年前くらいか



離婚を切り出してから4ヶ月目



別居して家を出る半年ほど前のこと




「いつでも離婚していいよ」と言いながら離婚届には絶対サインをしない



「いいよ」と言うから話し合いにもならない



↑これがまじで深刻

いいよと言われたらもう何も言えない




あの男は、のらりくらり

「どうせ無理だろ」と考え

私が諦めるのを待っていた




そして機嫌を取るように

「疲れてるんでしょ?一人で旅行してきていいよ」と言った




そうじゃない、


別れたいんだ、


サインしてほしいんだ


と思いつつ


あの人から離れたかったし


一泊で出かけた




旅を満喫して


お酒も飲んでカプセルホテルで寝ようとしたとき


緊張の糸がプツリと切れた




アルコールで心が緩んでしまったようで


「ここから身を投げたい」と涙が止まらなくなった




当時


発達特性があるなんて知りもしない、やけに手がかかる子たちを抱え、家中を走り回っていた



もちろんあの男は無関心



そして

無関心なわりに恩着せがましいことだけはやってきて私の罪悪感をあおっていた



その頃は平日どころか土日もワンオペ



育児疲労もひどかったのだと思う






助けを求め、スマホで「死にたいほど疲れた」とか検索したんだっけな




あなたは十分がんばってますよ


という励ましを読んで



わかってるよ!


がんばってるから

もう許してくださいえーん


もういいでしょ


終わりにさせてください


と夜明けまで泣き、子どもたちのことを思ってなんとか凌いだ




明け方夫に「子どもがかわいい以外の感情を持てない、この不便な転勤先の土地で一人で子育ては無理、せめて市内に引っ越したい」とメッセージで訴えたが、返ってきたのはやっぱりトンチンカンな答えだった







そして


そんな状態に追い討ちをかけるように


「暴行を受けて死にたくなる女性の気持ちが初めてわかった」


と思う事件が後日訪れた







養護施設に預けた日

うっかりカプセルホテルに泊まってしまったので思い出したできごとでした