夫から面会交流調停を申し立てられ、
連れ去りを懸念した弁護士から
直接の交流は控えたほうがいいと助言を受け
裁判所に陳述書を出しました。
これはその一部です。
※まだ離婚訴訟中です。
陳述書
【夫と子らの面会交流について私の思い】
子どもたちにとっては大事な父であり、離れて暮らしていても父からの愛情を感じられる機会は必要だと考えています。
離婚を切り出したのは私ですが、今後、親権者が決定し、子の連れ去りの危険がなくなった後にはできるだけ多く父子交流をはかってほしいと強く願っています。
夫に親権がいく可能性はほぼゼロだと考えています
【今の状況で積極的に面会交流を行えないと考える理由】
子どもたちの連れ去りの危険があると感じるためであり、そう感じる根拠については以下の通りです。
①
別居前、子どもに関する協議において、まったく誠意を見せなかったこと
別居当時、私は夫との生活にかなり疲弊しており、子の親権を夫に託すことも考えていました。
ところが、夫は何度となく「親権が欲しい」「親権はあきらめる」と翻意を繰り返し、真剣な議論はまったく尽くされませんでした。
私から切り出した離婚に納得できていない状況で、子の親権についても心の準備ができず考えが揺れ動くことは十分理解しているつもりです。
ただ、「自分が親権を取れないなら子どもとは一切縁を切る」「今までお世話になりました」「さっさと調停して離婚しよう」「勝手にしてくれ」「好きにしてくれ」と言うばかりでまったく協議に応じず、いざ離婚調停になると離婚を拒否するなど子のことを考えているとは到底思えないことばかりでした。
②
現在夫は親権を主張しているが、親権を持ちたい理由が「自分に何も残らない」などと自分本位でしかなかったこと
夫には「親権を持ちたい理由」を何度か尋ねましたが毎回自分のことを心配するだけの回答でした。
現在、夫は「妻の精神状態が悪く監護者として不適格」と主張していますが、子の監護者指定審判を申し立てるまで、別居から約1年が経過しています。
本当に子どもたちのことが心配であればもっと早くに申し立てを起こすべきであると感じます。
③
私が離婚を切り出した後、別居するまでの間に飲酒運転をしたこと
明らかな違法行為です。
私離婚の意思がかたいと話した夜だったように記憶していますが、ヤケを起こすと何をするかわからないという懸念が大いにあります。
【別居後、父子交流のためにやっていること】
別居後、父子交流用のLINEアカウントを作成しました。私経由では夫が子どもとコンタクトを取りにくいだろうと考えたからです。
子ども自身が主体的に父に連絡をしたがることはありませんでしたが、別居しても子どもたちが元気にしていることを夫に知ってもらうため、私が子どもに声掛けをしてメッセージや写真を送らせていました。
時々LINEでビデオ通話をするとこちらにもやり取りが聞こえてきます。
夫の意思に触れたり声を聞いたりすると具合が悪くなるという自分の都合、夫への恐怖感を押し殺し、直接面会を実現できない現状で最大限夫に配慮してきたつもりです。
【私が子どものためにできること】
もし夫が子どもたちを連れ去った場合、遠く離れた夫の実家で祖父母に面倒を見てもらうことになります。
夫も今は仕事の拠点が実家とは離れた県にあります
今までの夫の主張からすると、少なくとも月単位で
子どもだけ実家に置き去り…
子どもたちがそれを望んでいるとは考えにくく、できるだけ今の落ち着いた環境を守ってあげたいと切に願います。
夫は離婚調停等においても大事なことを「忘れた」「聞いていない」と答えることが多く、仮に連れ去りをしないと口約束をされても信用しがたいところがあります。
ただ、子どもとの交流を阻みたいという意思はまったくなく、一日でも早く父子が面会できるよう、せめて離婚裁判をスムーズに進めたいと努めているところです。
以上