今日は、渋谷デイライトキッチンで開催された
「生を体験する医療~シュタイナーとアントロポゾフィー医学~」を受講してきました。
精神科医アントロポゾフィー認定医の塚原 美穂子先生のお話と
アントロポゾフィー医学に基づいたヴェレダ社の商品を使用した、
アントロポゾフィー看護を行う看護師 鶴田 史枝さんによる
リズムカル アインライブングのデモンストレーション。
こちらは、温かさとリズムを大切にし、
患者さんに畏敬の念を持って行われるマッサージ。
鶴田先生の専門性とホスピタリティが素晴らしかったです。
お二人は、シュタイナーのアントロポゾフィー医学入門⬇を執筆されています。
アントロポゾフィー医学について
分かりやすく書かれているので、
ご興味のある方は、是非お読み下さい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170707/22/hanasonomi/60/28/j/o0960054013977420708.jpg?caw=800)
こちら⬇は、医薬品。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170707/22/hanasonomi/29/16/j/o0960054013977420750.jpg?caw=800)
アントロポゾフィーって何?って感じですよね。
アントロポゾフィーは、
シュタイナーと医師イタ・ベーグマンにより始められました。
肉体的側面と精神的側面の双方と病について患者と共に考えます。
現代医学を基礎として、
人間存在全体へと視野を拡大した医学。
医師、看護師だけでなく、
様々な療法士がチームで寄り添いながら行われています。
アントロは、人間。
ポゾフィーは、哲学や叡智。
人間を叡智をもって見つめるという事。
ヨーロッパでは、アントロポゾフィー医療を保険適用内で
芸術療法まで受診できます。
芸術療法は、自我を助け、感じた事や体験を自分なりの表現に創造する事で、
治癒力を呼び覚まします。
療法士の導きにより、自分の内面を表現する事で、
自分自身と向き合います。
塚原先生は、
健康を病院からその人自身に取り戻したいとおっしゃってました。
それには、自分自身の感覚を大切にし、
自信を深める事が大事だと。
この香りが好きなど、
知識よりも感覚で、今必要なものを選びとるのも大切です。
やっば感覚って大事ですよね。
短時間でしたが、
とても分かりやすかったです。
シュタイナーは、
教育、医療だけでなく農業も。
シュタイナーが提唱したバイダイナミック農法は、
西欧では最も歴史のある有機農法。
ワインの農法としても有名です。
天体の影響を考慮し、独特な調剤を用いて農業を行います。
日本で行われているのは、
ほんの数件。
今日は、バイダイナミック農法の野菜を使用さした食事までついてました。
お野菜がいきいきして、
とても美味しかったです。
バイダイナミック農法の物には、
demeterの認証がついています。
シュタイナーづくし、なんとも贅沢で盛りだくさんの内容でした。