長野にいる宝塚ファン仲間が、2月はあまり公演がないから『ヤマトタケル』を観る❗️というのにつられて、某サイトを見ていたら…ちょうど手頃なチケットに出会い(チケットは出会い)行ってきました。
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』
2月12日(月)11時〜公演 新橋演舞場
S席下手花道近くの通路。クマソの綺麗な踊り子さんが横に立っていて、ちょっとドキドキ
中村隼人さん・中村米吉さん
話には聞いていたけど、実際に観るのは初めて❗️でした。
これかー
確かに、歌舞伎に拠っていました。
動き方やセリフの言い方、見得を切る仕草とか。「よろずやっ」(中村隼人さん)とか「はりまやっ」(中村米吉さん)とか「おもだかやっ」とか、声が掛かってほしいところがたくさんありました。
碇知盛と似てるなーと思った場面もあったし。
…基本は歌舞伎でした。少しわかりやすくしてある!?と言ったところかな。
『ヤマトタケル』…古事記や日本書紀の英雄ですよね。戦いに強くて、性格は優しく真っ直ぐで、カッコ良い…モテモテなスーパーヒーロー
ここで、礼真琴『阿弖流爲』を思い出し、ヤマトタケルは、せおっち(瀬央ゆりあ)だった…としみじみ…。蝦夷の琴ちゃんは、せおっちヤマトタケルに滅ぼされ…母礼とともに首塚に葬られる…
せおっちは坂上田村麻呂だったわ…。ヤマトタケルを観ながら、阿弖流爲を思い出してたけど、時代が全然違ってました大間違い(お恥ずかしい)
だけど…つい、そっちに寄ってしまう自分
話を戻す
あの梅原猛さんと先々代の猿之助さん(3代市川猿之助さん・團子さんのおじいさまですね)と組んで、歌舞伎を下地にしたこの壮大な人間ドラマを、よく作り上げましたよね。
30年以上前の初演は、今よりもっと斬新だったでしょう…。
そのあたりはテレホンガイドで、研究者さん達が詳しく語っていました(丸投げ)
あっという間の早衣装替え。一人二役なんだから当たり前ですが、捌けると次は別人になってました。
双子の兄と弟、美しい姉と妹。ハッキリ性格が違うので、差別化しやすいのかもしれませんが、女形さんは髪飾りまで変えるのだから、お見事というしかありません
そして、ここまで盛ったら、もう「あっぱれ」と讃えたい豪華絢爛のド派手衣装…クマソの親分なんて、背中にでっかいカニのアップリケを背負ってました
コッテコッテに派手なのは、逆に潔い
…以前、クロワッサン?だったか、IKKOさんのお部屋を紹介した記事を見たことがあります。まぁすご・・・HERMESの大判スカーフが壁にふんだんに飾られ、他にもアレやコレやで煌びやかなお部屋でした。が、そこまでやったら壮観お見事と思った…そういう感じでした。
立ち回りも派手ミュージカルにもよくあるようなアクロバチックな動きや、立ち回り、・・・着ぐるみ?の白いイノシシが大暴れするし…
最後は、スーパー宙乗り
宙乗り…ホントに近かったので、目が合った(←思い込み)隼人さんに思わず手を振りそうになりましたよ
休憩2回の計50分を挟んで、約4時間15分
ソワレ公演がが2時間もしないうちに開演する…。
團子さんが休演中ということもあり、主演をソロで務めている中村隼人さんの奮闘、頭が下がります。
だけど…↑は働き方としてどうなの?
ちょっとチクッとしてみた(←オイ)
美しいたおやかな姫君2役のの米吉さんは美しいですね
姉妹で一人のオトコを取り合う…古代史にはアルアルなのかもしれません。
妹の姫が、海を鎮めるための人柱となると件りは切ないです
でね、
役が多くて、
早着替えあり、
派手な衣装あり、
立ち回りやあり、
お祭りの踊って歌う場面あり
…宝塚公演でもどうですか!?
あさこさん(瀬奈じゅん)の時に、ショーで『まほろば』をやってますよね。
もう不在ですが、◯田先生あたりが脚本を書いたら〜なんて、毎度の妄想は自由観劇となりました(アルアル)
市川團子さんと米吉さん
團子さんのご快癒を願っています。
…團子さん、戻ってくるかしら?…チケトレを見ながら追いチケしようか、迷い中です
演舞場で売っていたおにぎりの入ったお弁当がすごーく美味しかった