さて、そんなこんなで
当日は快晴
しかし千歳空港が霧に覆われ
搭乗してから機内で待つこと1時間
そして
成田に着くやいなや
「時間が無いのでご案内します。」と案内され
小走りで空港内の迷路を近道して搭乗口へ
その間お腹は大丈夫ですか?と何度も聞かれつつも
免税店を横目で見つつ、やがては誘導に追いつくのが必至で
家族三人でダッシュ
その甲斐あって遅れること無く無事飛行機へ
病院から浮腫みや血流に気をつけてくださいとの事でしたので
座席は足元ゆったりスクリーン前
脚のむくみ防止のクッションと腰あてで
時々足を高く上げて運動しながら
快適な12時間でした。
夕刻にシャルルドゴール空港に着き
閑静な高級住宅地パリ16区パッシー地区のホテルにチェックインした後
歩いてエッフェル塔へ
シャイヨー宮の前のクラシカルなメリーゴーランド
ホテルのすぐ横の地元で人気のブーランジェリーで
プチバタール、クロワッサン、クレソンのサンドイッチ等を購入し
メリーゴーランド前のベンチで三人で感動しながら食べました。
エッフェルは世界じゅうから集まった凄い人
夜が断然綺麗
街中のどの角度からも見えるくらい
エッフェルの灯りがくるくると回っていました。
それからタクシーで煌びやかなシャンゼリゼ通りへ
スワロフスキーやセフォラ、
メルセデスの近未来的なショールームを見ながら
夜のパリを満喫しそのまま凱旋門へ
無名戦士を祀る炎とパリ市民から献花された幾つもの花束が印象的でした。
また、凱旋門では私が妊婦なので
通常の階段口ではなく反対側のエレベーターで登ることが出来ました。
凱旋門からのシャンゼリゼ通りの眺め
後々ここからの眺めが指針となる
凱旋門からのエッフェル
ヨーロッパの人々は妊婦にとても優しくて、
道行く男性が荷物を持
ってくださったり
電車でも席を譲ってくださったり、
お腹を見つめてにっこり微笑んでくださる方も多く
なんだか気持ちがほっこり
主人も何やらお父さんの気持ちで誇らしげな様子。
「良い旅と良い出産であるようにね」と応援してくださったり、
ルーブルやオルセーなど美術館でも
しかめっ面のイカツイ感じのセキュリティーのおじさんが
「ダメダメX線を通らずにこちらからどうぞ」とにっこり
優先入場できたり手厚いエスコートを受けたのでした。
妊婦マークをつけて地下鉄に乗っても
優先席にすら座れない日本とはぜんぜん違う
そしてシャンゼリゼ通のレストランで街ゆく人々を眺めながらの食事。
ニース風のサラダと娘が大好きな鴨のロティーはちみつのソース
ブフ・プルギニヨン等を堪能し
出国前まで出来なかったスケジュールのミーティングをしながら
ホテルに戻りました。
二日目は主人と娘も楽しみにしていた
コルビュジェのヴィラ・サヴォア
ベルサイユ宮殿
そして夜のルーヴル美術館です。
ルーヴル美術館では
水曜と金曜は夜間公開で10時まで見ることができます。
この日は丁度水曜日
郊外のサヴォア邸とこれまた郊外の広いベルサイユを歩きまわって
足が重たく心が折れそうになるところをカフェに入って皆で励まし合って
妙に体育会系のノリでいざルーヴルへ!
また、何故夜かと言うと
渡仏の数日前にルーヴルのガラスのピラミッドの点灯式を
テレビで見ていたので、東芝のLEDの美しさを実際に目にしたかったのです。
以前こんな記事を書きました。
Le Corbusier 好き?嫌い?
仕事をしながら二人でよくモダニズム建築の
三大巨匠について語り合いました。
娘も彼の本を読んだり
ヴィラ・サヴォアは主人が学生時代見てきた場所。
アルバムの写真を見たり一緒に本を読んだり
私はフランク・ロイド・ライトの傑作をニューヨークで見ています。
「いつかは俺と実際に見ることになる」
当時ボスだった主人の言葉でした。
いつかグッゲンハイム美術館も一緒に見るのでしょうか?
世界遺産登録申請中モダニズムでお馴染みル・コルビュジエの傑作
ヴィラ・サヴォア(サヴォア邸)
コルビュジェが著書『建築をめざして』により世界中から注目を浴びてから5年
英国のアーツ・アンド・クラフツが端を発してアールヌーヴォーへと移り、
更にアールデコまっ盛りのこの頃にモダニズムの開花。
あらゆる要素が融合したり決別ていた当時
湧き上がるような芸術の息吹を感じますね。
クラシカルな建造物が主流だった頃、
突然現れたモダニズム建築
当時のパリの人びっくりしたでしょうね。
サヴォア邸にて
カッシーナでお馴染みの椅子たち(Lc1、Lc2,Lc4)
もともとコルビュジエと弟子シャルロット・ペリアンのオリジナルです。
Lc4シューズロングは1928年ペリアンの作品。
因みに1928年に依頼を受けたサヴォア邸は1931年竣工。
駅からタクシーで向かったヴィラ・サヴォア
帰りは可愛い住宅地を観察しながら歩いて駅に向かいました。
下り坂なので楽チン
ポワスィーの駅からは
タクシーがなかなか見つからず諦めて食事をすることに…
というか、私達が食事をとっているときに目撃した運転手さん達
タクシーを止めて食事に行った模様で、30分経っても40分経っても
全然戻って来なかったので待ってる地元民達が超イライラ
次の目的地ベルサイユはパリの地図で言う反対側で、しかも広大なため
のんびりしている猶予はなく
食事が終わり暫く待っても戻る気配が無いので、
電車で移動することになりました。
ベルサイユは駅から少し歩くので、大きな駅で下車して
タクシーで向かいました。
特に決めてはいなかったのですが、
乗り換えがある駅ならタクシーも容易に見つかるはず♪
降りた駅は新凱旋門のある駅ラ・デファンス
メトロの一番線の最終駅です。
パリらしくない近未来的な都市で、駅向かいには
巨大なショッピングモールなども充実。
若者がH&Mやザラの袋を持って歩いていました。
思いがけずちゃっかり観光
ここも同じパリなの?という景観です。
因みに凱旋門の展望台から見た新凱旋門
凱旋門からは放射線状に通りが伸びており
新凱旋門へと続く道はその一つ
そして
ヴェルサイユ宮殿
マリー・アントワネットとその子供たち
マリー・アントワネットの寝室とても小さなベッド
一部改修工事中です。
工事の様子が面白くてアフレコしながら見入っていると
意外と時間を取ってしまいました。
太陽王ルイ14世の太陽のモチーフ
公爵以上の爵位の30人以上もの貴族に見守られ夜10時頃からの夕食
フランス革命の折
バスティーユからヴェルサイユ宮殿までのあの距離を
ブチギレた市民が群衆となって取るものも取らず
怒号を発しながら走ってきたのかと思うと…
更に宮殿内の絢爛豪華さを見てブチギレた事でしょう。
マリー・アントワネットが群衆を宥めるためににお辞儀をしたとされる
バルコニーも哀愁漂って現存しておりました。
そしてルーヴル夜の美術館
ヴィーナスの美しさは必見です。
宮殿的には
ヴェルサイユ宮殿よりもルーヴルの方が品格があり好きです。
ともあれこの日は
妊婦にあるまじき運動量
食欲もあり、足の付根が痛くなったり、
お腹が極端に張ったりはしませんでしたが
体力のない妊婦さんは絶対に真似してはいけません^_^;
続く