ヴィヴィアン・ウェストウッドの壁紙で3~ウィリアム・モリスそして美しい人 | ハニーハウス札幌 ソムリエが勧める美活空間

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日本インテリアファブリックス協会
第9回 部屋miteコンクール 入賞受賞
第11回部屋miteコンクール 優秀賞受賞
住宅リフォーム紛争処理支援センター
第33回リフォームコンクール
特別賞 住宅金融支援機構 理事長賞 受賞

お客様から戴いた1通のメール
涙しました

全てはウィリアム・モリス展から始まりました。

リフォームされて間もないそのお宅は
景観の麗しい特別なエリアにあって
とても素敵でした

今回主人が担当させて頂いたそのお客様は
私は今回息子がアレなもので
素材の採取や裏方に回らせて頂いております。

文化や芸術にお詳しい
聡明なお客様

悩まれていたのは
白い壁とナチュラルなウッド、パイン材の壁
リフォームでライトグレーに変えられたそうですが
パイン材の室内に合うカーテンや
お部屋の雰囲気にお気に入りの照明が映えないということでした。

最初はウィリアム・モリスのFabricでオーダー下さったカーテン
深いブルーのフォレスト、お客様が人生最大の冒険と仰った真紅の苺泥棒

拘ったのは外の景観と繋がる雰囲気とバランスでした。

その聡明なお客さまが
森のなかで深呼吸しているように
穏やかにお暮らしになられるように

そしてヴィヴィアン・ウェストウッドの壁紙

弊社の見本帳のBOOKからお選び頂いた

イギリス伝統のタータンをヴィヴィアンらしくアレンジしたもの

ヴィヴィアンのロゴがレース模様のだまし絵のようで
ウィットにとんだヴィヴィアンズ・レースのブルー

大好きなオルセー美術館の改装後の印象的なブルー
さながらの装飾を美しく魅せる効果のある壁紙。

私たちが改装直後目の当たりにした
パリとロンドンとの出会い
これしか無いと思いました。
下はユーロスターの中で読んだ雑誌の
オルセーの記事

オルセーで行われた
この展示を見ていなければ
私たちは
次に訪れたロンドンのV&Aで
アーツ・アンド・クラフツの主要な展示を
見逃すことになったでしょう。
オルセーとアーツ・アンド・クラフツの融合
これも素敵なご縁ですね。

そして
夕暮れ時







照明も素敵に映えます
環境ホルモンの嫌な刺激もありません。

ジムトンプソンのタイシルクをコーディネートさせて頂いた
フジエテキスタイルのブラウンのレース

お気に入りの照明が美しく映し出すお部屋は
以前のものとはまるで別の空間になりました。

何よりお客様のお母様が気に入ってくださったのが
とても嬉しかったです。


そしてお客様からの
暖かなるメール
ワードで添付して下さいました。


ハニーハウス 土岐様

 

ご無沙汰しております。

その節は大変お世話になりました。

T町で土岐さんが開いた「ウイリアム・モリス展」で素晴らしいコレクションを拝見してから一年近くになります。モリスの本物を見てその色使いと文様の素晴らしさに圧倒される思いでしたが、それと同時に、会場でカーテンの簡単な見積もりをお願いしたときの土岐さんと奥様(あとでわかったことですが)の応対や雰囲気がとても洗練されていて、誠実なお人柄という印象を受けたことを覚えています。

 

私が北海道に移住し住み始めた家はとても気に入っていましたが、パインの壁に合うカーテンや壁紙が見つからず困っていました。日本のカーテンメーカーのサンプル帳やウエブで見るカーテン地に気に入ったものはありませんでしたし、当初、モリスの本物を見たときも、素晴らしいとは思いましたが、我が家に合うとは思っていませんでした。

 

引っ越してから一年近くにもなるのに間に合わせのカーテン。いったい、どなたに相談したら良いかしらと思っているときに、土岐さんから展示会後にいただいたお葉書をとってあったことを思い出しました。あの方であれば、モリスではなくとも、センスの良い提案をしていただけるのではないかしらと思いお電話しました。正解!大正解でした。

 

そして初回、家に来ていただくと、土岐さんのなさるモリスの思想や運動、当時の英国の時代背景についてのお話が大変興味深く、この方は、単にデザインや色の素晴らしさだけではなく、思想というか哲学を共有できるものを商品として紹介したい方なのだと感じました。私も、知るほどにモリス(というか土岐さんの価値観に)共鳴いたしました。

 

持ってきていただいたモリスのサンプルの生地も大きくてイメージがつかみやすく、発色や生地の厚さも日本の某メーカーのモリスシリーズとは似て非なるものでした。実際、我が家にも、自然を題材にした大胆な意匠のモリスはぴったりと思えました。

 

私は、衣食住のなかで、住居を大切にしてきました。居心地の良い空間、安全な環境が大切と思っています。ただ、色やスタイルの好き嫌いに関しては、嫌いなものよりも好きなものの方が多くいつも悩みます。今回のリビングの模様替えには本当に悩みました。まずは、窓のカーテン。結局、赤い地の「いちご泥棒」を選びましたが、これは、大袈裟ではなく、わが人生で最大の冒険の一つでした(笑)。結果は大成功。赤い「いちご泥棒」が入った居間とキッチンは、私が作りたかった空間、つまり、「山の空気をいっぱい吸いながら過ごす暖かい光に満ちた小屋」の雰囲気に「グン!」と近くなりました。ギャザー仕上げという提案も素晴らしかったです。来客の中でも気づく人は気づきます。

 

さらに、同居の母との関係も赤いカーテンで変わりました。土岐さんがおっしゃっていたように、着る服の好みも少々変わりました。というか、それまで私はブルーが好きと思っていましたが、それと同じくらいに「私は赤が好き」ということに気づきました。あれもこれも好きではなく、好きなものはそう沢山あるわけではないということに気づいたのかもしれません。

 

土岐さん、ありがとうございました。カーテンの後、天井や壁紙も大きく変えてさらにレースのカーテンも「私はこれが好き!」というものに出会うことができました。毎日がとても心地よいです。過不足がない満足感のなかで日々を過ごしています。

 

土岐さんは、安全な住居作りをご専門となさっていて、カーテンや壁紙のことは、住まい作りの一部、専門のお仕事のなかではごく一部分の領域なのですね。道理で最初の印象は、「変わったカーテン屋さん(失礼)」。

 

本当にありがたいご縁に導かれました。カーテン選びのプロセスで、いろいろな気づきがありましたが、土岐語録は私の友人の中に広まっていますよ。「家の外と内側は連続している」、「自分の部屋と思わず誰かよその家だったら何を素敵と思うか」などなど。

土岐さんの会話力、洞察に満ちた言葉の数々がこの方に依頼すれば大丈夫という信頼感につながりました。

 

海外の良いものに触れて培われたのでしょうか、それとも生まれつきの資質なのでしょうか?すばらしい色彩感覚と細かいところもないがしろにしない美意識の高さをお持ちと見受けました。そして、細部にわたって徹底する完璧主義のお仕事ぶり。

嬉しいことに、予算外の棚までつけていただきました。既存の棚をじーっと見ていらして「???」と思ったら、取り替えた壁紙の雰囲気に合うものをさっと作ってくださいました。

 

美意識といえば、土岐さんのセンスを信頼しようと思ったきっかけは「ラベンダー色のネクタイ」です。私には選ぶことができない色をこれほど見事にコーディネートする方には脱帽!と思いました。

 

長くなりましたが、これからもご活躍の場を広げられることと思いますことを心からお祈りしております。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。

総明で凛とした美しいお方…
頂戴したお言葉の数々
心に刻んで参りたいと存じます。
ありがとうございました。