一年で最も夜が長く、
そしてここから再び光が生まれていく日——冬至。
外の世界は静まり、
自然はすべてを内へ、内へと還していきます。
この御時、私たちの潜在意識もまた、
とても素直で、やわらかく、
祈りや願いをそのまま受け取ってくれる状態にあります。
一年で最も夜が長い日、冬至。
この日を境に、光は再び力を取り戻し始めます。
神道では、
冬至は「陰が極まり、陽へと転ずる御時」。
目に見える世界が静まり返るこの瞬間、
私たちの内側——
潜在意識の奥深くもまた、
とても澄んだ状態になります。
潜在意識は「場」に宿る
神道では、
神が宿る場所を**依代(よりしろ)**と呼びます。
実は、
人の心も、
そして「住まい」も、
潜在意識が最も影響を受ける依代です。
どんな言葉を浴び
どんな空気の中で眠り
どんな想いを日々感じているか。
それらすべてが、
知らず知らずのうちに
私たちの現実を形づくっています。
冬至に響かせたい言霊
この御時に大切なのは
「強く願うこと」ではなく
静かに宣言すること。
声に出しても
心の中でも構いません。
ゆっくりと、
この言霊を潜在意識に届けてください。
わたしは、守られています
わたしの内と外は、調和しています
わたしの暮らしに、豊かさと平和が巡っています
言霊は、意味よりも響き。
正しさよりも、安らぎです。
住まいは、人生を育てる「器」
ハニーハウスが大切にしてきたのは、
ただ性能の高い家をつくることではありません。
人の命と心を育む、場を整えること。
住まいが安心であるとき、
潜在意識は初めて、
「未来を信じる選択」をします。
冬至は、
住まいに「ありがとう」と伝える日でもあります。
壁に、床に、天井に。
「ここで生きさせてくれてありがとう」と
そっと想いを向けてみてください。
場は、必ず応えてくれます。
光は、すでにここにある
冬至は、
何かを足す日ではありません。
冬至に家へ感謝を伝える流れをお伝えいたします。
― 家という依代の波動を目覚めさせる ―
冬至は、
陰が極まり、これから光が生まれ直す御時。
この日に「家」に感謝を伝えることは、
単なる気持ちの問題ではなく、
住まいの波動そのものを整える行為だと感じています。
① まず、家を“見る”
冬至の日、ほんの一瞬で構いません。
玄関に立つ
リビングを見渡す
寝室で深呼吸する
それだけでいいので、
「ここが私の居場所だ」と意識して、家を見る。
評価もしない
欠点も探さない
ただ、
「今日もここに帰ってこられた」
その事実を感じてみてください。
② 次に、家の役割を思い出す
家は、黙って
・風雨から守り
・寒さや暑さを和らげ
・眠る場所を与え
・心が崩れた日も受け止めてくれています。
何も言わず、
ただそこに在り続ける存在。
この時点で、
家はもう「モノ」ではなく
命を支える依代として感じられるはずです。
③ 感謝の言葉を「短く」伝える
長い言葉は必要ありません。
むしろ、
短く、静かな言霊の方が
場には深く届きます。
たとえば——
「いつも守ってくれてありがとう
今日まで、ありがとう
これからも、よろしくお願いします。」
声に出しても
心の中でもOKです。
大切なのは、
ちゃんと向き合って伝えること。
④ 家の空気が変わるのを感じる
感謝を伝えたあと、
少しだけ空間に意識を向けてみてください。
・空気がやわらぐ
・胸がすっとする
・なぜか安心する
それが、
家の波動が調ったサインです。
家は、人の想いにとても敏感です。
特に冬至のような節目の日は、
その反応が分かりやすく現れます。
⑤ 最後に、自分にも感謝する
忘れてはいけないのが、ここ。
この家を選び
この家で生きてきた
自分自身にも感謝を向けること。
「ここまで、よく生きたね
この家で、ちゃんと休んでね」
家と自分は
切り離された存在ではありません。
互いに影響し合う
ひとつの「場」です。
感謝が、波動を上げる理由
感謝は、
最も静かで
最も力のある周波数。
要求も、恐れも、不足も含まない。
だからこそ、
家の波動も、住む人の潜在意識も
一瞬で「安心」の状態に戻ります。
冬至に家へ感謝を伝えることは、
来年一年の土台を整えること。
新しい光が入る場所を
先に用意してあげる行為なのです。
本来の光を、思い出す日。
あなたの潜在意識には、
すでに豊かさも、幸運も、平和も
すべて備わっています。
この御時から冬至の日に
心と住まいという依代を整え、
新しい光を迎え入れましょう。
それはきっと、
静かで、確かで、
長く続く幸せとなって
あなたの日常に根づいていきます。
—— 土岐ゆう子
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