お稽古事関係の仲良し組、都合がついたので3人でシネマ歌舞伎を観てきました🩷

(さくらひめあずまぶんしょう じょうのまき)



そしてその帰り、映画館近くの家庭的フレンチのお店でランチをしてきました😊

映画館近くの始めて行った小さなお店でしたが、平日のお昼にもかかわらず、子供や夫の悪口に花を咲かせた「最強主婦軍団」に占領されることなく(数年前の私もそう見られていたのかな😅)、お歳を重ねられたご夫婦、仕事の打ち合わせを終えたサラリーマン風のグループ、仲良し母娘っぽいお客さん、久々に穏やかな雰囲気のお店でのランチにほっこりしました。

さて、84歳64歳、とワタクシの仲良し3人組ですが、お世辞ではなく、お友達のお二人はとても若々しく実年齢は誰も当てられない 程です👏
いつだったか年齢を聞いてビックリ💦

そして「羨ましいなぁ~」と思いながら、私もその年齢に達した時、こんなに素敵で
自由でいられるだろうか?
(ちょっと不安になったりして😮‍💨)


さぁ、今回のシネマ歌舞伎は2021年4月に歌舞伎座で上演された「桜姫東文章 上の巻」
作品の詳細はこちらです
 
私は基本的に映画の「恋愛もの」はあまり興味がなく、そもそも映画を観たのはいつごろだろう🤔

今プライムビデオを開いて最近は
「何を見たっけ」と覗いてみましたが•••
ちょっと恥ずかしいので内緒です💦
でも恋愛モノは全くありませんでした😅

なので恋愛モノを観る機会と言えばせいぜい
歌舞伎の「色恋物語」
くらい。
歌舞伎の色恋物語は分かり易いからいいんですよね~

以前「冬のソナタ」が大ブームになり、ママ友から観に行こうと再三誘われ、いかに心に響き泣けたのか(私はそれにあんまり興味がないと言うか…😅)と熱弁を振るわれました。
そしてその後、次の韓流公開映画「四月の雪」だったかな、またもやママ友集団に
「あなたも観るべきよ」と半ば脅されていましたが、ほぼ同じ頃に公開された
まだまだあぶない刑事の方
観たい!

「50代半ばのおっさんが全力で走るんだよ」と言ったら、その後私の前では韓流ドラマの話題が激減しました😂
(あぶ刑事さん、私まだ30代でしたので、おっさんなんて言ってごめんなさい😂)

そして韓流ブームが落ち着いた頃、あれほどはまりまくっていたママ友(「韓国へ行きたい、ヨン様に会いたい」が口癖だったのに🤭)はまるで何事もなかったようにシレッと冷静になっていた姿に笑えました😂

話は戻りましてシネマ歌舞伎は3回目の視聴でしたが、1回目、2回目が激しい立ち廻り、スピード感があったため、今回の演目「恋物語」「寝ちゃうかな」なんて思ったりしましたが、片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さんの「オーラ」にすごいなぁと、寝ないまま観終えました。

そう言えば、まだ独身の頃「十代目坂東三津五郎」(二代目坂東八十助、近藤サトさんの元旦那さんと言えば分かり易いかな🤫)さんの舞台を観劇したんですが、ファンという訳でもなく、それがたまたま三津五郎さん(当時は八十助さん)の舞台だったんです。

幕が開き三津五郎さんがセリ上がり、舞台の真ん中に登場し
何も語らず小道具の?「手綱形(たづながた)キセル」をくわえてじっと立っているんですが、それだけで劇場が1つになったかのような、圧倒的なオーラを放っていることに驚いて、一瞬でファンになりました🩷
参考までに手綱型キセルを手に持った絵です😊




テレビに映る三津五郎さんはごくごく普通の大人しそうな紳士ですが、ひとたび舞台に立つとあんなに存在感色気をはなつなんて😨

そして片岡仁左衛門さんも役柄で
ガラッと雰囲を変えますし、玉三郎さんの女形も、仕草、視線の落とし方、立ち居振る舞い、どれをとっても私、何1つ勝てるものがない🤪

あぁ、やっぱり歌舞伎だなぁ

あ、1つだけあった。
玉三郎さんに勝てるのは「声」です!さすがに私の方が色っぽいはず(ってことで🤫)、仁左衛門さんにも1つだけ勝てます!

劇中、仁左衛門さんが片肌脱ぐ場面があるのですが、スレンダーな仁左衛門さん
間違いなく私の腕や肩の方が太くて逞しくて、役柄にぴったりだと思います🥰
 
来月の「下の巻」はどんな演技を観られるのかなぁ~
そして、都合が合えばまた3人で観た後、あそこの家庭的フランス料理店へ行きたいな🩷