お稽古事ボランティアの、あるお仲間が「最後の試合を見に行ってきたの。お土産」と皆さんにお菓子を配って下さいました。
彼女の息子さんは今大学4年生。スポーツ推薦で大学に入学され親元を離れてみえます。もう6月ですから「就職は決まった?」と聞いたところ「それがこれからなのよ。どうなるんだろう?」って😅
でも「スポーツやっているならその伝手もあるでしょうし、困ることないでしょ?」と聞くと、それがどうやら難しいみたい。
今時、大学のスポーツ推薦は昔と違い、ある程度名のある「名門大学」では戦績さえよければいいという訳ではなく、大学により多少の差はあるものの決して低い出願基準(内申点)ではない場合が多いです。
また高校のレベルにより大学側から与えられる出願基準も違う場合があると思いますが、今は色々な受験方法があり、推薦1つでも様々な出願方法があるらしく、学校任せ、塾任せにはできないようです。
我が家は長男がスポーツ推薦で大学に入学しましたが、私の反対を押し切り自分で決めてしまいました。(実はスポーツを応援してきませんでした😑)
しかしもう、親の言うことは聞きませんし、どうすることも出来ず、とりあえず先生と息子に任せるしかありませんでした😮💨
しかし、程なくして先生との面談でスポーツ推薦と言えど息子が選んだ大学はとても厳しく100%の合格ではないこと、募集人数、合格者数が公表されていないこと、自己推薦書と共に志望理由書(文字数等、細かい決まりがありました)にて審査後、2次試験として英語、小論文、面接試験があるとのこと。
※その時点で出願基準(内申点)は満たしています
えッ~~~💦
どうするの?🥺
HPにも載っていなかったので「これって何推薦ですか」と聞いたところ私が思っていたものとは全く違いました。
蓋を開けたら「指定校推薦とほぼ同程度の内申点」が基準であり、高校内で選考されない代わりにスポーツ競技に関係なく志望した学生を集めてその中から大学が「選考する」といったようなものでした。
ですから指定校推薦がほぼ100%の合格に対して、
息子が選んだ大学の「推薦入試」(息子が受けられる推薦入試)
は、万一不合格だった場合、
学校推薦型はもう受けられなくなるんです。
この大学は、だから1次試験の段階で
「辞退者」
がいるんだぁ…へぇ~~~🤔
やだ、それどころではない😨
それから試験まで数ヶ月、確か3~4か月だったと思いますが、部活そっちのけで学校で補習、受験対策の補習を受けていたものの、初めて自分から塾に行かせて欲しいと言ってきました!
本当に?🥺ねぇ、ママはちょっと嬉しいよ🩷
「あいつら(補習して下さっている先生)の教え方じゃ間に合わん」
ですって🤪
(偉そうにどの口が言う😠)
そこからあれこれ探し、全国展開しているプロの家庭教師センター(ハイジのあれではありません😔)にお願いし、何とか合格できました。
しかし「費用対効果」というには合格しても「他に手立てはなかったのか」「いや、なかった」を悶々と繰り返すほどの料金をお支払いさせていただきました😱
話は変わりますが、日本ではオリンピックでメダルを獲っても殆どの方がそれだけでは食べていけないんですよね。
マイナースポーツの選手は特に•••
海外ではスポーツに対する認識が違うのか、メダルを獲ったらセカンドキャリアに繋がり「食べていける」国も結構あるんです。
競技種目により多少違っても国によっては1度メダルを獲ったら早々に引退してプロ、あるいはセカンドキャリアの道がすぐに開かれ次の夢に向かって進んでいけます。
幸い息子達の学校は先生から「スポーツでは食べていけない。だからスポーツがやりたかったら勉強しろ」と言い続けて下さったお陰で、ある意味クールに現状を受け止めいてたようです🤭
あるママ友の話💕
小学校から大学まで、ある競技を極め、遠征という遠征全てに付き添ってフォローし、サポートしていたママ友に
「そんなに頑張ってねぇ、着地点はどこ?」と聞いたことがあります。
大会で勝ち進んでいく息子を止めることも出来ず、とことんサポートしていくと腹をくくったお母さんです🥰
気心知れた彼女は
「警察官か部活の先生」
と答え、二人で大きなため息をついてしまいました😮💨
警察官や学校の先生に対するため息ではないんです。
警察官や学校の先生がやりたいのではなく、目的はあくまでそのスポーツを主に、それを仕事としてやっていきたいのに•••
それなのに警察官や学校の先生になったら「それ出来るじゃん」だなんて、違う!
警察官や学校の先生の「オプション」みたいに扱わないで!
「そんなスポーツをやらせるからだ」
なんて言わないで下さいね😢
先のボランティアの友人に
「スポーツやってたら潰しが効くそうよ」と言ったら「監督やコーチの言うことしかきかないのに?」
と•••
そんなこと言わないの!😠