Be ambitious! | 花咲塾ブログ「咲かせてみよう君の花」

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今年の年始だったと思うのですが、テレビドラマ『Dr.コトー診療所2006』が再放送されていましたテレビ
その中で印象的な台詞があったので、今回はそれを紹介しようと思います。
主人公であるコトー先生が、生まれ育った小さな島を離れて都会の中学校に進学する剛洋(たけひろ)くんという男の子に英和辞典を送った際に同封していた手紙の一節です。

>この辞書は、いつか君に話した僕の命の恩人―
>僕が盲腸で死にかけたとき、助けてくれた先生が、僕が医学部を目指すと決めたとき、頂いたものです。
>使い古しで悪いけど君に進呈します。
>ここに書いてあるのは、その先生から贈られた言葉。
>ボーイズビーアンビシャス、という言葉を知っていますか。
>そしてその後に何が続くか。

>少年よ大志を抱け
>お金のためではなく
>自分のためでもなく
>名声という空虚な志のためでもなく
>人はいかにあるべきか
>その道をまっとうするために大志をいだけ


「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志[たいし]を抱[いだ]け)」という言葉はとても有名なので、一度は耳にしたことのある人も多いと思います。
「Be ambitious」という歌詞で、TOKIOの曲『AMBITIOUS JAPAN!』を思い出す人もいるかもしれません。
余談ですが、私も好きな曲です。

閑話休題。
「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は、札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭であったクラーク博士が残した言葉ですが、その後に続く言葉を知っている人は少ないのではないでしょうか。
私もこのドラマで初めて知り、博士の思いに感動と共感を覚えました。
10代の若者たちに向けて伝えるのにふさわしい、素晴らしいメッセージだと思います。

とはいえ、この言葉の対象を少年少女に限定するのはもったいない。
人は何歳になっても大志を抱くことはできるはずですし、「自分がどうありたいか」ということを考えて行動することもできます。
せっかく人間として生まれたのですから、いくつになっても大きな志を持ち続けたいものです。


Boys be ambitious!
(少年よ、大志を抱け!)


Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
(しかしお金や私欲を求める大志であってはならない)


not for that evanescent thing which men call fame. 
(名声という儚[はかな]いものを求める大志であってはならない)


Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
(人としてあるべき姿、その姿になることを達成するために大志を抱け)

 

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