公立高校の一般入試日(3月5日)が約1か月後にせまってきました。
この1か月を頑張れるかどうか。そして合格できるかどうか。
これからのひと月の過ごし方と受験の結果は、以下の4パターンに分類されます。
①しっかり頑張って合格した
②しっかり頑張ったけど不合格だった
③頑張ることはできなかったけど合格した
④頑張ることができずに不合格だった
それぞれのパターンについての個人的見解を簡単に述べておこうと思います。
まずは①について。
もちろんこれがベストです。
「努力が報われることを経験できた」ことは、大きな喜びでもあるし、それは自分の中の財産になると思います。
自信を持って進学してください。
次に②について。
これについては、準備の時間が足りなかった,運が悪かったなど、複数の要因が考えられます。
しかしながら、「努力が必ず報われるとは限らず、悔しい思いをすることもある」ということを知ることも、今後の長い人生においてはプラスになると思います。
何より「ひと月全力で頑張ることができた」という事実と経験は、何かにチャレンジする際に自分を支えてくれるはずです。
問題なのは③です。
これに該当してしまった人は、勝負の時だということを分かっていながら、「自分はたったひと月も頑張ることができない人間だ」という思いを抱えてこれから生きていくことになります。
また、こういう形で合格してしまっても、心から喜ぶことはできないのではないでしょうか。
とはいえ、もちろん次にある何かの機会に気持ちを入れ替えて頑張ることはできます。
③に該当してしまった人は、その時に頑張ってほしいと思います。
最後に④について。
これは頑張ることができなかったことの報いを受けたわけですから、③の場合と比べると、次は頑張ろうという気持ちになる人は多いはずです。
大学入試や就職試験など、別の機会にしっかり頑張って合格を勝ち取り、「今度は頑張ることができた」という自信を持って次のステージに進めばいいと思います。
これらを踏まえたうえで、いま私が伝えたいことは、「合格したときに心から喜べるように、しっかり頑張っておこう」ということです。
これまで多くの受験生を見てきましたが、①の子たちはみんな本当に嬉しそうな様子をしていました。
合格できるように、そしてそれを心から喜べるように、全力で頑張りましょう。
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