昨年12月8日にオープンし、おそらく今都内で1番注目度の高い新店「銀座 八五」さんへ、ようやく行ってきました。
 

 
妊娠してから、つわりでラーメンが食べられなくなり、安定期入ったら行く!と決めていました♪
そして今はまた寝たきりの自宅安静生活になりましたが、私が自宅安静になる前に、最後に食べたラーメンが、ここ「銀座 八五」になります。
これ以降に書くラーメン記事は、「銀座 八五」に行く前に食べて下書きしてある記事をアップしていくだけになります。
 
最初に言っておきますが、本当に素晴らしいラーメンだってので、最後に食べたラーメンがここで、本当に良かった!
体も心も満ち足りて、まだ満たされていて、しばらくはまだ他のラーメンで上書き保存したくない。
そんなラーメンに出会えて、私は幸せ者です。

大袈裟ですが、もしもこのままラーメンを食べられない人生になっても、「我がラーメン人生に一片の悔いなしと思えるでしょう。

トキw

11:00オープンで、15分前に並び、7人目。2巡目で入店できました。
メニューは至ってシンプルで、迷いません。
 
 
店内へ案内され、入口で食券を買います。
 
 
着席。店内BGMは、エンヤです。
こんな、チャペルのような神聖なラーメン店があるでしょうか!

 

 
カウンター横並びに6席。席間はゆったりしており、パーソナルスペースを侵害されない心地よい空間です。
 
割烹料理屋さんのようでもありますが、私の感覚では神聖な儀式を行うような場所に感じました。
 
 
味玉中華そば(950円)をいただきました。
 
 
丼だけではなく、全体的な美しさをご覧いただきたい。
拝みたくなりますね。
手を合わせて、いただきます。
 
 
具はメンマ、九条ネギ、味玉に、ペッパーキャビア(香り高い野生の希少なペッパー)が乗ったチャーシュー。
 
 
そして、「浅草開化楼」不死鳥カラス様の特製麺!
 
 
低加水の中細ストレート麺と聞いていたのですが、一言で「低加水」では終わらない、強さとしなやかさ。
そして、スープに寄り添う優しさと、スープを纏った時のセクシーさを感じる麺です。
不死鳥カラス様、さすがです!!
 
黄金色に輝く透き通ったスープは、無化調、かえし不使用!
複雑で奥が深い味で、自分の舌だけでは分析出来ないので、ここは引用させていただきますが、ベースはフランス産のバルバリー鴨と名古屋コーチン、イタヤガイ、ドライトマト、昆布、干し椎茸、ロースト椎茸から取った出汁に、ブルターニュのゲランドという天然海塩とプロシュートで塩味を調整しているそうな。
 
変態かつ上品なスープです。
妊娠中は塩分を気をつけなければいけないので、スープへ飲まないようにしていたのですが・・・、雰囲気的に丼を持ち上げてズルズル飲む事は出来ませんでしたが、レンゲで飲める程度の量まで飲んでしまいましたわ♡
 
 
最後に、ほうじ茶を出していただきました。
うすはりガラスに、限りなく透明に近い、そして味は芳醇なほうじ茶。
 
 
最初から最後まで気持ちの良い接客。
感動を超えて、昇天です!
 
最後にに少し蘊蓄ですが、店主の松村氏は、フレンチの世界に長年携わり、京都全日空ホテルの総料理長などを務め、華々しいキャリアをお持ちの方です。
以前ブログてもご紹介させていただいた、水道橋の「勝本」神保町の「神田勝本」に続き、手がけた新店がここ「銀座 八五」で、勝本の集大成とも言える素晴らしいラーメンでした。
銀座 八五 (はちごう)
TEL/050-5596-6139
住所/東京都中央区銀座3-14-2 第一はなぶさビル 1F
営業時間/11:00~15:00・17:00~21:00
定休日/毎週水曜日・第2第4木曜日

銀座 八五ラーメン / 東銀座駅新富町駅築地駅
昼総合点★★★★ 4.3