ベビ猿の話に全く疑いの目を向けなかったわけではなかったのですが、
でも、まさかあの状況で嘘をつき続けているとは思わなかった。。。。
そのくらい謝罪に行く前は緊迫した状況だったのですよ。
なんであんな大事なところで嘘つくかなぁ。。。。。
飛猿さんに連絡すると、私以上にショックを受けていました。
そりゃそうだ、「わざとじゃないので」って散々主張しちゃったんだからさ。。
学校からは「先方には連絡済で納得してもらえたので改めて謝罪は不要」と言われたのですが、知らない人ではないのでこのままでいるわけにはいかず、その日の夜に再度謝罪に伺うことにしました。
もちろん相手は激オコでしたよ。
「自分の子供の主張ばかりして」とか「話をろくに聞きもしないで」とかいろいろ言われましたって。
ま、、でも悪いのはうちなので仕方ありません。
ひたすら謝るだけでした。
帰宅後、嘘をついた理由を聞くと、
「怒られるのが嫌だった」
とのこと。
「怒られるのが嫌なら、怒られるようなことをしなければいいんじゃないの?
怒られることをしたなら、それはもう潔く怒られるしかないんだよ。
だって悪いことしたんだから。
嘘をついてそれを隠そうとする方がもっともっと悪いことなんだよ」
と、私は言い、
「嘘つくとどうなるかよくわかったやろ。もう二度とするな。
俺たちはお前の親なんだから、お前の話を信じるんだよ。
もう裏切らないでくれ」
と、飛猿が言い、
この日を最後にこの件について私達から触れることはしませんでしたが、私達はこの時の嘘の代償として、長らく所属した今のサッカーチームを辞めることを決断したのでした。