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【内なる自分を表す】310 花らっきょう、ガラス工芸を堪能す
四角い蜻蛉玉を作る時は
四角くなりますようにと祈るんです(笑)
(ガラス工芸作家・田上惠美子さん談)
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今回もご覧頂き有難う御座います。
◆「#蜻蛉玉 の #源氏物語 どす」
そない案内された #花らっきょう 、
源氏の朗読を聴く前に行って来ました。
場所は #たまプラーザ の駅近く、
「#ギャラリーきのわ 」。
作家は、田上惠美子さん。
京都生まれのガラス工芸家さんです。
http://glassemiko.seesaa.net/
「硅砂組(けいさぐみ)」言うユニットを
ご子息と組まれています。
◆ギャラリー入ってすぐ目に留まったのは、
もちろん源氏物語の蜻蛉玉。
全五十四帖それぞれに合わせて、
全く異なるデザインで作られています。
奥には五十四帖分のマスターピース。
本文の無い「雲隠(くもがくれ)」も有ります。
手前に並んでいるのが、
帯留めその他にアレンジされた作品達。
この後聴きに行くのが源氏の第六帖、
そう、「末摘花(すえつむはな)」。
こちらの作品は透明な真四角の角に、
ヒロインの赤い鼻を思わせる点が( *´艸`)
※「末摘花」の朗読は後日。
◆反対側に並ぶのは、「#コアガラス 」。
古代メソポタミアの時代には存在していた、
歴史ある技術とのこと。
粘土を固めて芯(コア)を作り、
その表面に融けたガラスを注いで固める、
そうして作るのがコアガラス。
製法を甦らせたのは戦後の日本人で、
今では専ら日本人が制作してるそうで。
吹きガラスと違うて縁の部分が不均整、
それもまた面白おすなあ(*´∀`)
聞けば、
◆ #ガラス は熱した後丸く固まるので、
四角く整形するのは大変とのこと。
又、
ガラスは素材毎に温度変化に対する反応が異なり、
(熱膨張係数言うてたかしら?)
異なる素材を合わせただけで・・・
割れる、なんてことも。
美しきものを作るための一方ならぬ苦労、
情熱、そして祈り。
目に見えるのは高々数センチの世界、
その世界にそれらが凝縮されている。
いつまでも見ていたい気持ちになりました。
◆田上さん、次回の東京出品は8月。
今度はコアガラスの展示はせず、
源氏物語の蜻蛉玉だけを御披露目するそうで。
小さくも美しい蜻蛉玉の世界、
また楽しみたいものです(*´∀`)♪
※写真は、田上惠美子さんの #ガラス工芸 他。横浜市、昨日。
1枚目:「蜻蛉玉 源氏物語」のマスターピース。
2枚目:「若紫」「末摘花」の帯留め。
3枚目:「雲隠」の帯留め(マスターピースと作風が異なる)。
4枚目:コアガラスの盃(硅砂組作)。
5枚目:コアガラスの香水瓶(硅砂組作)。
6枚目:「ギャラリーきのわ」の外観。
#内なる自分 #花らっきょう #蜻蛉玉 #源氏物語 #コアガラス #ガラス #ギャラリーきのわ #たまプラーザ #横浜市 #風流に生きる
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