【内なる自分を表す】294 朗読プラネタリウム「うそつき男のおはなし」
神様・・・!どうして僕に、ウソなんかつかない、
きれいな心を入れてくださらなかったのですか・・・!?
(ジョルジュ百合子「 #うそつき男のおはなし 」(2022年)より)
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今回もご覧頂き有難う御座います。
◆「つるばく」の後で花らっきょうが向かったのは、
#相模原市 の #プラネタリウム 。
https://sagamiharacitymuseum.jp/plane/
こちらで #朗読劇 を上演すると言うのです。
上演を企画したのは、俳優の渡辺克己さん。
演目は「うそつき男のおはなし」です。
◇嘘をつきすぎて牢屋に入れられた男が、
天の声に導かれてある秘密を授かります。
その秘密は隣の囚人へ、
そして牢屋中の囚人へ、
それから自国の兵士達と王女様へ、
更には、敵国の兵士達と王子様、女王様へ、
最後には自国の王様へと伝わります。
すべての人が家族となり、
かくして世界が平和になる。
・・・と言うおはなし。
◆本作の原型が出来たのは、
2022年の2月。
克己さんはジョルジュ先生の底本に感動し、
これを朗読劇にしようと提案します。
その年の秋には熱海の起雲閣で大々的に初演。
その後も朗読や朗読劇として、
各地で上演されて来ました。
◇この度は声優・山口由里子さんと、
音楽家・高橋全さん、そして、
画家・万季さんとのコラボ。
プラネタリウムのスクリーンを駆使して、
壮大な演出で上演されました。
「自分が一人で語る時はどうするだろう?」
花らっきょうがそないな視点で聴いてたのは、
言うまでも有りません(^_^;)
◆今回は、プラネタリウムと言うだけあって、
からす座のギリシャ神話と言う伏線が有りました。
うそつきの罰として美しい羽と声を失った、
アポロンのカラス。
カラスは天の声を聞くことも無ければ、
救われることも有りませんでした。
でも、うそつき男は自分で自分を救い出し、
世界をも救ったのです。
※そう言えば、
うそつき男の国はカラスが紋章やった(^_^;)
◇そこへ行くと・・・
花らっきょうは人間五十年の中で、
牢屋こそ無かったけど、
いつの日か自分に救いと赦しを与えて、
世界を救う日が来るだろうか?
そして、
誰かと家族になる日が来るのだろうか?
それは何時で、何処で誰となのか・・・?
そないなことにも思いを馳せてみました
(。-∀-)
※写真は、相模原市立博物館のプラネタリウムにて。
相模原市、20日
(一部は知人の厚意によるものです。深謝)
1枚目:「うそつき男のおはなし」のポスター。
2枚目:終演後の場内。
3枚目:渡辺克己さんを囲んでの集合写真。
4枚目:「はやぶさ」実物大模型。
#内なる自分 #花らっきょう #うそつき男のおはなし #プラネタリウム #朗読劇 #朗読 #平和 #相模原市
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【補】この度相模原市立博物館が朗読プラネタリウムをブログに掲載しています。こちらもどうぞお楽しみください☆
https://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/3463594