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【内なる自分を表す】291 映画「いまダンスをするのは誰だ?」
私は、私は踊ってるんだ。
・・・パーキンソン病にかかってるんです。
(「いまダンスをするのは誰だ?」より、功一、聞き書き)
===
本日もご覧頂き有難う御座います。
◆花らっきょう、先日は朝早くから千葉へ。
#京成ローザ と言う映画館を訪ねました。
およそ10年ぶりに拝見した映画は・・・
「 #いまダンスをするのは誰だ ?」
(略称「 #いまダン 」)
https://imadance.com/
難病を抱えてどん底に落ちたサラリーマンが
自ら復活の道を歩んで行く物語です。
(以下、『 』は台詞聞き書き。)
◆主人公・功一は建設会社で働くサラリーマン。
#パーキンソン病 で体の自由が利かなくなる中、
鹿児島から東京へ転勤させられます。
苦労人を自認する彼は慣れない東京で
周囲の人にも馴染めずに居ました。
職場ではミスが相次ぎ、遅刻も急増、
リハビリ施設でも心を閉ざし、
そして、家庭でも・・・
#ダンス を始めた娘・鈴涼(りず)に手を上げて、
妻・恵に愛想を尽かされます。
◇そんな彼にも特技がありました、
プロ顔負けの写真の腕が。
自分は「森川中道」の名で写真集も出した、
と嘘までついてしまいます。
ところがある日、
何と本物の「森川中道」とバーで鉢合わせ。
森川は怒るどころか晃一の写真を素直だと褒め、
こう言います。
『頑張らなくていいんですよ』
◇この一言がきっかけで、
功一は生活を整え、周囲にも心を開き始めます。
職場でも写真の腕を買われたのを機に、
本業の設計でも成功を収めます。
自分がパーキンソン病であることも、
自ら告白して、受け入れられます。
そして、施設に来ていたダンス療法の先生に、
こう言います。
『女子中学生がかっこいいと思えるダンスを
私に教えてくれませんか?』
・・・
◆本作の監督は、 #古新舜 (こにい・しゅん)さん。
大久保寛司さん主宰「あり方塾」の講師として、
3年前に登壇していました。
寛司さんも神社の神職役で登場。
功一と障害を抱えた別の父親をつなぐ役どころです。
◇映画の描写も、細部まで丁寧に作り込まれていて、
小説を読んでいるかのよう。
主人公の生活のみならず、隅々まで整った映像で、
安心して見ることが出来ました。
◇更に特筆すべきは配役。
主人公・功一を演じたのは、樋口了一さん。
キャリア30年を誇るシンガーソングライターで、
自らもパーキンソン病を発症しているとか。
あたかも功一が自分自身であるかのような演技。
病で自暴自棄になっていた人間が自ら復活する様を、
リアリティー豊かに表現していました。
◇他にも、配役として、
妻・恵に小島のぞみさん、
(本職は社労士・人事コンサルタント)
ダンス療法の先生に杉本彩さん、
(ダンスの才能はバラエティーで開花)
リハビリ施設の利用者役にIZAMさん、
(SHAZNAのボーカル)
建設会社の社長役に吉満寛人さん、
(元・劇男一世風靡)
病院の理事長役に新井康弘さん、
(元・ずうとるび)
・・・と実力有る面々が脇を固めていました。
これも本作が安心して見られる一因と言えますね。
◆「いまダンスをするのは誰だ?」
千葉での上映は終わりましたが、
4月に名古屋で上映を予定しているそうです。
パーキンソン病に限らず病を得ている人も、
病を得ずとも生きる気力を無くしている人も、
一度はこの映画を見て頂きたい。
自分も前へ進もう、生きることを整えよう、
そのような感情が湧いてくることでしょう。
※写真は、京成ローザにて。千葉市、12日
1枚目:「いまダン」の案内。
2枚目:京成ローザの「ローザギャラリー」。
#内なる自分を表す #花らっきょう #いまダンスをするのは誰だ #いまダン #古新舜 #映画 #パーキンソン病 #京成ローザ #千葉市
【ご案内】映画「いまダンスをするのは誰だ?」
https://imadance.com/
4/6~ シネマスコーレ(名古屋駅西口)
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/
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