今日の診療 | 福岡市天神 樋口矯正歯科クリニック院長のブログ

今日の診療

大雨から一夜明け、家の前の室見川も


流れは速いですが、水かさはほぼ平常になっていました。




水かさが増し、遊歩道が川の中になっていた証拠に


ベンチの足下に流れ着いた枝が絡まったり




歩道にも流れ着いた小枝が散乱していました。




交通機関も平常通りの運行になってはいないので


予約をキャンセルされる患者さんもありましたが、


それでも忙しい一日でした。


新しい患者さんにも3名受診して頂けました。


お一人目は、虫歯の治療でクラウンが被せてある前歯がぐらついてきて


一般歯科の先生からインプラントを勧められたと言われる50代の女性です。


咬み合わせが深く、下の前歯が上の前歯を突き上げている状態なので


このままインプラントをしても長持ちすることはありません。


ぐらついている前歯を抜歯して、矯正治療をして、


横の抜歯した歯の位置に移動して、


自分歯だけで正常な咬み合わせにする事は可能ですが、


時間もかかるし、今まで治療した歯を治療し治す必要が出てくるので


費用も時間も必要になると説明しました。


お二人目は、前歯の凸凹が気になる20代の男性です。


顎の大きさに対して歯が大きすぎるために


歯が並ぶ隙間が足りなくて、凸凹に並んでいる状態です。






歯並びを正常にするには上下左右の歯を1本ずつ抜歯して


約2年間の矯正治療を受ける必要があると説明しました。


3人目は、一般歯科で永久歯の生え方がおかしいと言われた小学5年生


レントゲンを見ると骨の中にある右上の小臼歯の向きが異常です。




乳歯を抜歯すればその部分の骨がなくなるので


乳歯を抜いた部分に向かって歯が生えてくるのが普通ですが、


今回の場合は、あまりにも向きが悪いので上手く出てこない可能性も大きいと思います。


しかし、骨の中にある歯を動かす方法はありませんから、


まずは乳歯を抜歯して、少しでも良い方向に出てきてくれること願うしか有りません。


歯が出てくれば、矯正治療で正常な位置に移動することが出来ますから。






樋口矯正歯科クリニック 福岡

口臭外来 福岡口臭クリニック

樋口矯正歯科訪問診療部 福岡



ブログ記載の写真は患者さんの承諾済みです。