今日の診療
夏らしい、暑い一日でした。
暑い中今日も沢山の患者さんに受診して頂けました。
新しい患者さんは、小学生の姉妹
お二人とも受け口で学校検診で指摘されたとの事でした。
お二人とも前歯の咬み合わせが反対咬合の状態で
小学5年生のお姉さんは、下顎骨の非対称性の成長も強く
前歯の正中が大きくズレています。
お二人共に奥歯の咬み合わせも大きく下顎前突の状態です。
現在の状態でも矯正治療だけで正常な咬み合わせにするのは、
なかなか難しい状態なのに、今後の成長で
下顎骨がどんどん成長すれば、外科的矯正手術が必須となります。
今急いで矯正治療を開始すると成長に合わせて、
長い間矯正装置を装着する事になる可能性がありますし、
矯正治療をしても下顎骨の成長を抑える事は不可能ですから、
このまま、下顎骨の成長が安定するまで
多分16~17才になるまでは、成長観察を行い、
その後、治療方針を決める事を勧めました。
ブログ記載の写真は患者さんの承諾済みです。