妄想、BL(M×N)のお話です。BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。
《side N》
同窓会は人がすごく多くて、あの人同じクラスだったな、って人もいたけどみんなそれぞれ盛り上がっててなんとなく声はかけづらくて。
相葉さんとすみっこの方の壁際で2人でしゃべりながらドリンクを飲んでいた。
これなら2人で家で飲んだ方が良かったね、なんて笑いながら。
で、ふっと前を見たら・・・潤くんがいた。
出会った時と変わらないキラキラなオーラ。
でもあの時より雰囲気がかなり柔らかくなっていて、昔より話しかけやすい雰囲気。
こんなにかっこいい人とほんとに付き合ってたのかな?なんてやっぱりちょっと信じられない。
まっすぐ僕を見ながら近付いてくる潤くんに「久しぶり」って声をかけた。
あれから全然連絡とってなかったけど、相葉さんがいることもあってすぐに昔みたいな雰囲気に戻っておしゃべりに花が咲く。
良かった、また潤くんとこうして喋れて。
いつの間にか僕のグラスが空になってて、相葉さんが気を利かせて飲み物取ってくる、と席を外した時、潤くんがこっちに向きを変え「あの時はごめん」と頭を下げてきた。
まさか謝られるとは思ってなかったから焦っちゃう。
僕だって、最初は束縛されるのを喜んでて、みんなが憧れる潤くんと付き合えてることに優越感を持って、窮屈と感じるようになってからも嫌だってことを言わなかったんだからお互いさまなのに。
結局それで溜まった鬱憤が積もって別れを切り出すことになって潤くんを傷つけちゃったんだから。
だから僕も謝って、改めて友達として付き合いを始めることにした。
潤くんは僕の連絡先を消してしまっていて・・・そこまで傷つけたんだって胸が痛んだけど、あえておどけてみせた。
ねぇ僕たち、きっとこれからはいい関係になれるよね。
それから潤くんとはたまにご飯に行くようになり、しょっちゅうご飯に行くようになり、お互いのアパートにも行き来するようになり、みたらしと3人で遊んだりもするようになった。
潤くんは動物が好きなのに何故か動物に嫌われるらしく今まであんまり動物に触れたことがなかったらしいんだけど、みたらしは潤くんにもよく懐いて膝の上にも乗ったりするから潤くんもメロメロだった。
いつも高いおやつを持ってきてくれるからそのせいかもしれないけど笑
こちら、梅雨明けだそうです💦
今年もあっっつくなりそうですね(>_<)
皆さま、熱中症気をつけてくださいね。