妄想、BL(A×N)のお話です。
BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。










《side  N》

まーくんと2人きりにしてもらってから「ごめん!」と頭を下げた。

「僕、思い出した。僕が殺しちゃったこと・・・。
まーくんは僕を庇ってくれたんだよね?
ちゃんと警察に本当のこと言ってまーくんをここから出してもらうから・・・」

「違う!!
ほんとに、俺なんだよ。かずくんじゃない。
かずくんが殴った時はまだ生きてた。
その後、俺がトドメを刺したんだ。だからかずくんは悪くない。
だからもう帰れ。そしてこの事も俺のことももう忘れて」

そんな・・・絶対嘘でしょ?
僕のための嘘だと思うけど、でも気を失ってた僕には真実は分からない。
もう話は終わり、と刑務官を呼んで部屋を後にするまーくんの背中に「出てくるの待ってるから!ずっとまーくんのこと思ってるから!」と言うのが精一杯だった。

本当のところが分からないのに、警察に余計なことを言って2人とも逮捕なんてことになったらそれこそまーくんの覚悟に水を差すことになるかも。
だから僕は、まーくんが出てきた後まーくんの支えになるにはどうしたらいいかを考えて、大学に行きながらゲームクリエイターとして会社を起業した。

まーくんが逮捕されたことはあっという間に学内に広まり、まーくんが逮捕されるきっかけになった友人は僕のことだろうというのもあっという間に広まった。
ニュースでは僕の名前は伏せられていたけど、大学で僕とまーくんはいつも一緒にいたから簡単に予想はつくだろう。

理由が理由としても殺人を犯したまーくんへの風当たりは強く、その原因となった僕からも友達はみんな離れていった。
そんな中で大学に通うのはしんどかったけど、まーくんはもっと辛い思いをしてるし、まーくんの人生を台無しにした自分への罰だと思って耐えた。

なんとか頑張れたのはまーくんへの気持ちももちろんあるけれど、潤くんがいてくれたことも大きい。
僕といることで潤くんも陰口を叩かれるのにずっと変わらず友達として側にいてくれた。
ゲームクリエイターとしての道を「こういうのもあるみたい」って教えてくれたのも潤くんだった。

自分で起業すれば立場を気にする必要はなくなるし、ゲームクリエイターは家で出来る仕事だから人の目を気にしながら外出しなくても良いし、前科がついて普通の企業に就職しづらくなるだろうまーくんを迎え入れることも出来る。

地道にこつこつと人脈を築きながら迎えた、あの日から4年目。
ついにまーくんのおばさんから、明日まーくんが出所するって連絡が来た。


相葉くん、橋田賞おめでとうございます🎊🍾

だれかtoなかい、卒業寂しいですね😭
でも次々に新しいお仕事してるみたいで楽しみでもあり複雑です(^◇^;)
てか新しい番組MCの髪型!初めて見る雰囲気!!
可愛い!!