妄想、BL(A×N)のお話です。
BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。


ちょっと暴力的な表現があります。苦手な方、お気をつけください💦







《side  N》

どうしよう、怖い。どうしたらいいんだろう。

力任せにシャツの前を開けられボタンが弾け飛ぶ。
どれだけ力いっぱい暴れようとしても足も相手の足で押さえられてて全く動かない。
僕だって男なのに、びくともしない相手に恐怖が募る。

男がべろりと僕の脇腹を舐めた。
鳥肌が立ち、息を吸っているはずなのに空気が入ってこない。
苦しい、怖い。

固まってると体をひっくり返され、ズボンと下着を膝あたりまで下げられた。
お尻に指?を突っ込まれ、あまりの痛さに硬直が解けて体が動くようになり必死に暴れると、足も固定しようと思ったのか再び仰向けに返される。

その時、頭の上で押さえられていた手に何か固いものが当たり、それを掴んでみるとどうやら拳大の石のようだった。
無我夢中で石を持った手を振り回すと男の側頭部に思い切り当たった。
ガツっと自分の手にもかなりの衝撃が走り、そして男が力を失って僕の上に倒れ込んできた。

その時、「かずくん!」とまーくんの声が聞こえて・・・あぁ、もう大丈夫なんだ、って思ったのを最後に意識がなくなった。

⭐︎⭐︎

目を開けたら見慣れない白い天井。

どこ・・・?

「いたっ!」

体を起こそうとすると手に痛みが走り、見ると指や掌に擦り傷がついていて、手首も腫れている。

・・・?なんで・・・?

「あ、かずくん!起きた?!大丈夫?」

ぼーっと自分の手を見つめてると、ガチャっと扉が開いてまーくんと俺の両親が入ってきた。

「僕、まーくんとケンカして家出たんだけど・・・ここどこ・・・?」

「かずくん・・・覚えてないの・・・?」

「えっと、山に行って・・・」

あれ?山に行って、その後どうしたんだっけ?
秘密基地に向かってて・・・

「・・・った!くぅっ・・・」

「かずくん?!」
「和也?!大丈夫?!」

その後どうしたんだっけ、って思い出そうとした途端に体が震え、頭がぎりぎり痛み始めてベッドに突っ伏した。

「かずくん、大丈夫。落ち着いて深呼吸して」

まーくんやお母さんが背中をさすってくれて、そのあったかい手に少し落ち着いてくる。

「かずくんね、秘密基地に行く途中で転んだみたい」

「転んだ・・・?」

「うん。ほら、1ヶ所けっこうな急斜面になってるところあるでしょ?
あそこで木の根につまづいたのか分かんないけど、転んで斜面を落ちたみたいなんだ。
その時に頭打って、だから一時的に忘れちゃって頭も痛いのかもしれないね」

そう言われればほっぺたも、体もあちこち痛い。
そっか、まーくんに志望校変えたことをどう話そうか考えてたから足元への注意が散漫になってたのかもしれない。



カレドショコラのキャンペーン、どこでやってるんだろ?
あちこちでチョコ買ってるけどなかなかキャンペーン店舗に当たらず😭
来週のニノさんはいよいよ銀髪宮なんですねー(*≧∀≦*)
ポプコンあたりの髪型であの色ならなおいいのになー😊