妄想、BL(A×N)のお話です。
BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。









《side  A》

きっかけは中2の時。
思春期の同級生達はクラスの女子で誰がいいとか、アイドルで誰が好きとか話してたけど、俺はいまいち盛り上がれなくて。
だってクラスで1番人気の女の子よりかずくんの方が断然可愛いし。

実際、かずくんも「可愛い」って男子連中から人気はあった。
「二宮が女子だったら俺絶対二宮なんだけど」なんて言われてた。
俺は、かずくんが男の子だってかずくんが1番だと思ってた。


ある日、「相葉!ちょっと来いよ!」ってクラスの男子にこそこそ呼び出された。
せっかくのお昼休みになんだよ、って付いていくと屋上に連れて行かれ、そこには6人くらいのクラスの男子達。

「兄ちゃんからさ、ヌー ド雑誌借りて来たんだ!」

クラスのリーダー格の男子がエ ロ雑誌を持ってきたらしい。
大人数で見るとバレるから、って少人数ずつ順番にクラスの男子に見せるつもりのようだ。

初めて見る女性の裸はなんだか脂肪の塊みたいで全然興奮しなくて、周りで「うおっ!すげー!」とか騒いで股 間を押さえてるクラスメイトに合わせるのが大変だった。

でも、もしこれがかずくんなら、とふと思って・・・裸のかずくんが足をM 字に開いてるところとかを想像してみたら・・・股 間がずくんと疼いて、クラスメイトと同じ状況になった。

その時に、あ、俺、かずくんを恋愛対象として見てるんだ、って気が付いた。
でもこのことをかずくんに知られたら気持ち悪がられるかもしれない。

出来れば恋人としてずっと側で守りたいけど、気持ちを伝えてかずくんが離れちゃうくらいならこのまま幼馴染のお兄ちゃん兼親友として側にいたい。

俺は自分の気持ちを封印することに決めた。
好きな子の側に親友としていることは時に苦しいこともあったけど、かずくんが俺にしか見せないような顔で笑うと嬉しくて、この笑顔があればもういいや、って思えた。


それなのに。
あんなことが起こるなんて。


俺たちの団地から歩いて20分くらいのところにちょっとした山がある。
一応歩道はあるけど、それは獣道のような道でほぼ人は来なく、団地の子供達がたまに遊びに来るくらい。
山を抜けると川があって、団地の子達は小さな頃から山で秘密基地ごっこをしたり、川で魚釣りをして遊んだりしていた。

それでも最近はテレビゲームをする子が多くなって子供達もほとんど来なくなったかな。


昨日、キンプリちゃんの「ピース」の円盤が届きました😊
でも今はブラックペアンを見返してるので、ピースはもう少し先延ばし💦
何回見ても渡海先生カッコいいなぁ(*´∀`*)
裏では超ド Mでいて欲しい・・・←