1つ前のお話はこちら😊


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妄想、BL(O×N)のお話です。BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。







智12

俺はゲームはほとんどやったことがないから、曲を聴いても「このフレーズは難しそうだ」とか「これはコード的に闘いのBGMだろうか」とかそんな感想しか出てこなかったけど、二宮さんはだいぶ楽しかったようだ。

「しばらくやってなかったけど曲聴くと懐かしくなりますね!
1つだけ、どのシーンのBGMか分からなかったのがあるんですよね。曲聴きながらまたやってみようかな」
って目をキラキラさせていた。

「今度、俺も一緒にファイナルファンタジーやってみてもいいですか?
ゲームやったことないので、二宮さんがやってるのを見てるだけになるかもしれませんが」

「ぜひ!
今日演奏されたBGMを全部聴けるように全面クリア、頑張りましょ。
あ、なんならこの後オレの家でちょっとやってみますか?」

「いいんですか?
BGMを聴く余裕があるかは分かりませんが笑」

ファイナルファンタジーのおかげで二宮さんとの距離は元に戻ったように感じたのに、それもコンサートホールを出るまでだった。

ホールを出た途端、わらわらと20人ほどの女性に取り囲まれた。

「元◯◯交響楽団の大野さんですよね?!」
「ファンなんです、握手してください!」
「今はどちらでチェロ弾かれてるんですか?」

四方八方からわぁわぁと、とにかくうるさい。
女性に興味が持てないのは、こんな風に金属音みたいな声で騒ぐから耳が痛いのも関係あるかもしれない。

おまけに、はじめは少し距離を保っていたのがいつの間にかどんどん距離を詰め、やたらベタベタと腕や手を触ってきて気持ち悪い。
この人達にはパーソナルスペースというものが理解出来ないんだろうか。

それでもファンだと、俺のチェロが好きだと言ってくれるから、必死に顔を取り繕って「すみません、連れが待ってますから」と、離れたとこで待ってくれてる二宮さんの方に行こうとするけど、なかなか輪を解いてくれない。

そうこうしてるうちに二宮さんがくるりと踵を返して駅の方に歩き出したのが見えた。

え、ちょっと待ってくれよ。
この後一緒にゲームやるって言ったのに・・・。
ずっと1人で待たせちゃったから怒ってるんだろうか。

慌てて「ほんとに今日は急いでるので!」と女性達の手を必死に振り解いて二宮さんを追った。


次はあややん💛

私はゲームをほぼしません、というか出来ません💦
DSのマリオみたいな横スクロールは出来るのですが、RPGになるとどう進めばいいか分からなくなっちゃうんです(^◇^;)
それでもドラクエは絵が好きなので頑張りましたが、PSとかからかな?3Dになったじゃないですか?
もう手に負えません笑
そして敵が出てきたらパニクって自滅します。
でも友達がやってるのを見てるのも好きなので、ゲーム音楽はFFとかゼルダとかうっすら聞いてましたねー。
生で聴くとすごいんだろうなぁ✨