1日2話ずつ、2日であげていきます。
うさぎ年だからうさぎ宮が書きたいけどシチュが思い浮かばない、という泣き言を言っていたところ、m70seiunさまよりこんな素敵なプロットをいただきました☺️
大宮で福袋を買いに行って、部屋で開封してみたら、ウサギ耳のカチューシャと、手足丸見えの、ウサギコスプレ衣裳(〃艸〃)
冗談で、ニノにカチューシャを着けてもらったら、上目遣いの茶色い瞳と相乗効果で可愛い過ぎて…
つい、コスプレ衣裳も、おねだり( 〃▽〃)
お尻についたモフモフしっぽや、真っ白素肌の手足に、そそのかされ、大ちゃん、がんばる!
ニノも、そんな大ちゃんが、かっこ良くて、つい、頑張っちゃうヽ(●´ε`●)ノ
m70seiunさま、ありがとうございます(*≧∀≦*)
ちょっと違うかもですが、お楽しみいただけましたら嬉しいです😆
で、こういうお話ですので明日の2話アメ限となります😀
《side N》
新年明けましておめでとうございます。
という挨拶もそこそこに、僕と智は戦っていた。
ここはデパートの福袋会場。
僕はあんまり洋服に興味ないんだけど、智が好きなブランド「stormy」が100点限定で例年よりだいぶ安く福袋を販売する、ってことで僕も少しでも力になりたいから2人で参戦した。
かなり人気のブランドだからいいポジションを陣取らないとゲット出来ない、と朝早くから起きて動きやすいようにジャージを着用し、開店1時間前にお店に着くよう家を出たけれどすでにかなりの人が行列を作っていた。
デパートに入ってるそれぞれのお店が福袋を出すから開店したら分散するだろうけど、どれくらいの人がstormyに行くか分からないし、これから後ろにも列が出来るし、足の速そうな人もいるし、油断は大敵だ。
並んでる間に智とどのルートが1番早く着けるか検討する。
stormyは4階の奥。位置的にはエレベーターが1番近いけどエレベーターは呼ぶのに時間がかかるからダメ。
階段を駆け上がるか、エスカレーターを駆け上がるか。
エスカレーターは狭いから前に遅い人がいると詰まる可能性がある。けど、階段を4階まで駆け上がるのは途中でペースダウンするだろうしわりと時間はかかりそう。
うーん、どっちだ?!
散々に議論を重ね、体力のことも検討した結果エスカレーターを上がることにした。
いざ開店。
一応列にはなってるものの、入店したらみんな猛ダッシュ。
僕たちもエレベーターにダッシュし、幸いみんなけっこう速く駆け上がってくれたからそこそこいいタイムでstormy店舗まで行けた。
それでも福袋のワゴンにはすでにかなりの人が群がっていて、僕と智はもみくちゃにされながらもなんとか3つの福袋を手に入れた。
「いやーすごかったな。
でも3つもゲット出来るとは思わなかった。
和也、ありがとな」
店を出て満面の笑みの智とハイタッチ。
2人とも髪はぐちゃぐちゃだしジャージはよれよれだけど、この智の笑顔を見れただけで参戦した甲斐はあった。
帰ってコーヒーを淹れて一息つき、早速中身をチェック。
1袋目にはジャケットにシャツ、ズボン、靴下。
2袋目にはパーカー、ロンT、キャップ、バッグ。
買った値段の3倍くらいの総額のものが入っていてやっぱり福袋はいいねぇ!なんて盛り上がりながら3袋目。
「「・・・・・」」
中身を見て一瞬時が止まった。