子供の頃たまに

運転する父の膝に乗せてもらって

ハンドルを握らせてもらった




(今の人には想像もつかないくらい、

おおらかな時代があったのです)




機嫌がいいと父は

自分の手をハンドルから離して




ほーら、今英恵が運転してるよ




と笑った




幼かったわたしは

うぉーーー!と猛烈に感動しながら

ハンドルを右へ左へやってみる




すると車が蛇行し

父が慌てて軌道修正をする




たぶん時間にしてほんの数秒




でも幼いわたしには

すごく誇らしい体験で

じぶんが車を動かしたんだ!

という感覚になった




私たちが今生きている意識

というか世界を見ている視野も

この私の幼い視野と

似ているのではないかと思った




自分ではしっかりハンドルを握り

独力で車を走らせた気になっているけど




本当はもっと大きな存在が

常にニコニコしながら見守っていて

危なくなればふんわりと

軌道修正してくれる




でも多少のグラつきや

道の間違いは





いいよいいよやってごらん

ほーら!できたね、すごいすごい




と目を細めて

見守ってくれている




そんな大きな存在(自分)に

常に見守られているのだとしたら

疑心暗鬼で

戦々恐々と

ハンドルを握りしめなくても

いいのかも知れないな




(もちろん本当の運転は慎重に笑)





そんなことをふと思った朝でした




みなさま大いなる自分に背中を預けつつ

今日も良い一日をお過ごしください




いってらっしゃい♪