今日は、母代わりだった祖母の命日

3年前の今日、老人ホームで
祖母は肺炎で亡くなった

その6日後、後を追うように
祖父も自宅のベッドで静かに息を引き取った

それ以降、私の人生は激変する

私が自分と向き合うキッカケは
間違いなく二人の死だった

特に祖母との関係を振り返ること、
その中で置き去りにしてきた気持ちや
祖母への思いを整理することは、
今の私に至る大切なプロセスだった

おばあちゃんだけど、お母さん
大嫌いで大好きだった人


そしてここ1年、私はかなり落ち着いた

祖父母のことも、
罪悪感や葛藤なく
心穏やかに思い出せるようになった

、、、と思っていた

今日だって、
娘の保育園の運動会ということもあり
朝、「そうえば命日だなぁ」
と思い出しただけで
いつも通りに過ごすつもりだった

家族全員、体調がイマイチすぐれず
運動会は欠席したが
のんびりした週末を
淡々と過ごしていた

かすかなひっかかりを感じながら

ひっかかりの正体はわからないまま

右の頭から首、肩に猛烈な痛みを感じながら



そして夜になり、
日課のベッドでの絵本タイム

息子が本棚から引っ張り出してきたのは
今まで一度もリクエストしたことのない
谷川俊太郎の「かないくん」だった

息子のためではなく私のために買った絵本

一度読み聞かせたことはあったが
内容が難解だったのか
途中で寝てしまい、
それ以降読んだことはなかった

でもなぜか
「今日はこれ」と手渡された

「死ぬとどうなるの」
というサブタイトルの本

私自身、久々に読んでいくうちに
涙が溢れ出す

こんなふうに泣いたのは久しぶりだ

悲しいのか、なんなのかは分からない
悼む涙?
命に触れた涙?
巡りに馳せる涙?

名前のつけようのない感情

でも、新鮮な涙
リアルタイムの感情だった

読み終わると、息子が珍しく
「ありがとう」と言って
そのまますぐ眠りについた

しばらく涙が流れるに任せておいた
流すべき涙がちゃんと流れた感じ

泣き終わると
昼に感じたかすかなひっかかりは
なくなっていた
体の痛みも消えていた


ありがとう、ふうた
ありがとう、おばあちゃん
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