きものハナオムスビの栄里です。
プロフィールはこちらから。
12月に入りました。
師走です。
最近物事がスルッと動いたり、大きなお話や面白いお話が舞い込んできたり、いろいろ変化がありました。
2020年このままで終わらせたくない!
パワーを溜めつつ2021年に向かいたいですね。
来週はリサイクル着物目利き講座です。
ご参加の皆様への連絡はブログとメールにて行なっております。
1週間前を切り、キャンセル料が発生しますのでご注意ください。
SNSでは見逃されてしまいがちであることと、文字数やリンクなど制限があるので最新情報はブログのみでご案内しております。
お席の残数のお知らせも一箇所でやっていた方が間違いがないので。
午後に1席空きがありますので、もしご興味ある方は下記よりお申し込みくださいね。
↓
このような時期なのでご無理のない範囲でご参加ください。
ご希望者がある以上は開催したいと思っています。
来年も開催したいのですが、今の状況ではなかなか分かりませんね。
動くにしても成人式が終わってからになりますので、1月後半以降で講座をとは考えています。
紬編などのステップアップ講座も楽しみです。
着物の収納とお手入れ
目利き講座では事前アンケートをとっています。
回答を見ていると皆様悩まれているのが、着物の収納とお手入れ。
これって必ず出てくる問題です。
収納とお手入れは雑誌でも特集がよく組まれています。
何度も出てくる特集だと考えると、それだけずっとみんなが悩んでいることでもあります。
昔からあるので永遠のテーマなんでしょう。
収納方法をネットで公開している方もたくさんいます。
「着物 お手入れ」で検索したら悉皆屋さんは出てきます。
近所の実店舗や、町の着物屋さん、ネットで受け付けているところも。
SNSで情報発信している方もいますし、動画もあるし、絶対見つかります。
でも、
「着物のお手入れor収納をどうしたらいいかわからない」
はなぜ出てくるのか。
教えてくれる人が身近にいないということはまずあります。
そして着物はリサイクルなどで手軽に手に入るから、収納とお手入れにお金をかけたくない、というのもありますよね。
高価な着物だと絶対桐箪笥に入れるだろうし、保管も気を使います。
着物を作ったお店にお手入れを相談してお願いする、という流れもできているかと思います。
そうではなくて、カジュアルなものほど悩む。
リサイクルだと既に汚れているものもあるし、お店の陳列も丁寧でなかったりするので、じゃあ家ではどうしたらいい?となりますよね。
着物の収納
私の場合は
桐箪笥→いい着物、よく着る着物、帯
オープンラック→あまり着ない着物、帯、レンタル用、ポリなど
プラケース→ポリ、木綿の着物、浴衣
と分けています。
ここは一軍ゾーン。
帯揚げ、帯締めは全て桐ダンスの引き出しに。
深めの引き出し一つを帯締め帯揚げ用にしています。
結構ざっくりと入れています。
片付けが苦手な私ですが、自粛中に着物の収納を頑張ってやったので、またまとめてアップしたいと思います。
おかげで快適になって、着物を探して着るのがストレスなくなりました。
InstagramやTwitterでは着物の整理を随時アップしていていました。
Instagramのハイライトにまとめてあるものがあるので、アカウントある方はそちらもご覧ください。
着物のお手入れ
お手入れは…正直あまりやっていません。
というのも、そもそも洗える着物をメインに着ていたこともあり、汚れが気になったら洗濯機、もしくは手洗いで自宅で洗います。
絹はそんなに汚れがつかないので、気になったら袖口をベンジンで洗ったりするくらいです。
よっぽどなものは染み抜きに出したりします。
(正直面倒なのでやりたくないのが本音。)
着用頻度によりますが、ワンシーズン着たらお手入れ(シミ抜きや汗ぬきなど)に出して保管する、がよくあるお手入れの仕方かなと思います。
冠婚葬祭のみ着るものであれば、一回着たら袖口や襟の汚れをとってもらいプレスして保管。
見えない汚れなどもありますから、次着るときに大変なことになっているよりは、ちゃんとお任せしたほうが安心です。
リサイクルで安く買ったものであれば、そんなにお手入れもしないです。
ある程度着て、もし飽きたらフリマに出したり譲ったりします。
絹だからどうしていいか分からないのだと思いますが、では洋服でシルクのワンピースやシャツはどうしますか?
大体はクリーニング屋さんに持っていくと思います。
着物も同じです。
まずは素材で判断するのが良いです。
襦袢のお手入れ
襦袢も洗えるものが多いので基本は家でお手入れしています。
洗える半衿を付けておいて、丸ごと洗濯機に入れて洗っています。
半衿は飽きたら付け替えます。
長襦袢が絹という方は多いと思いますが、絹の場合は専門店へ出しましょう。
(家で洗ったら縮むし仕立てが歪みます!)
肌に直接当たる半衿は結構すぐ汚れます。
特に白は汚れが目立ちますので、白以外を付けるのも一つの対策。
ポリや木綿の半衿であれば2,3回着たら取り替えて洗うといいです。
絹の衿だったらベンジンで洗うなど、最低限自分でお手入れできるようになった方がいいですね。
洗うのが面倒であれば、汚れたら外して捨てられるものにする→新しい物をつける。
色が濃い目の半衿をつけておく。
など、自分にあったお手入れの方法を見つけてください。
襦袢の衿をファスナーでつけ外しできるローズカラー加工というのもあります。
半衿を縫うのが面倒な方にはおすすめです。
結構着付け講師の方でもやっている方は多いようなので、悩むなら一度加工に出してみるのもいいと思います。
びっくりするくらい楽になると思いますよ。
収納もお手入れも手間と時間がかかるものです。
そこまでお金かけてこの着物を着たいか?収納しておきたいか?という心理が働くから悩むのだと思います。
購入金額に見合った方法で、お手入れと収納を着物ごとに分けるのが一番かと思います。
わからなければ本を見る、ネットで検索する、達人に聞く、などしてくださいね。
面倒な方は全て洗える素材にするべし!
その面倒さを楽しむのも着物の楽しみかなと思います。
だって洋服に比べたら着付けすら面倒じゃないですか?
洋服とは違うものとして、着物とじっくり向き合う時間もたまには良いものだなと思っています。
私の場合、着る頻度は 着物<洋服
洋服は手軽に着て、着物は丁寧に着ておしゃれする、なイメージです。
半衿の付け方はレッスンで教えています。
ワンポイントレッスンで承っております。
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