着物生地を使ってのリメイクは試行錯誤中です。
なかなか本と同じような雰囲気にできないのは生地のセレクトの問題と、実際に自分が着るとイメージが違うから。
あと、着物生地を使うとどうしても着物感が抜けないんですよね。
なんでしょうか。
反物幅のせいか、生地の質感なのか、柄なのか、全てってことなんだろうけど、着物生地は着物が一番最適な使い方なのかなあと悩むところです。
羽織りものを作った時に紬生地は一枚で着ると軽すぎてふわふわ落ち着かないものに。
13mの生地は裏がついて着物として着て完成する素材なのだなと改めて思うことも。
正絹だからふんわり軽いものが多いです。
私はミシンでサクサク縫いたい派なのでここから矛盾することを言うかもしれません。
着物って縫い目が出ないように作られています。
和裁・手縫いの特徴でもあり、これはとても凄いことです。
生地に負担をかけない作り方だなあと思います。
いくら安い海外縫製のポリエステルの着物でも和裁の技術で作られています。
これって凄いことだと思いませんか。
見えない部分はミシンかもしれませんが表には出ていないです。
手縫いの新品の着物が数千円で買えるんです。
一方リメイクはミシンでガンガン縫っています。
洋服もミシンの縫い目が出ているのはあたりまえで気になりません。
(手縫いのリメイク本ももちろんあります)
でもプチプラ浴衣でミシン目が表に出ると途端に拒絶反応が出ませんか?
出る方多いと思います。
私もそうです。
チープ感が出るというか。
でもそこをクリアすると着物って安く生産できるのだろうか?とも思ったりします。
もう少し着物と洋服の壁を無くせないのかなあと。
もちろん和裁士さんの仕事を否定したり奪うなど考えているのではなく、着物を日常にしたいけど着物地を洋服にというのは違う、そこの壁はなんだろう?と純粋に思ったことです。
洋服地で着物というのは最近よくありますし、とてもおしゃれなものもたくさんあります。
抜けない着物感…をどうするか。
最近考えたことでした。
今本格的に作っているものはちょっと難易度が高いもの。
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