普段きものを楽しむお手伝いをしています♪
京都市下京区丹波口駅すぐ、ハナオムスビ着付け教室の栄里です
遅ればせながら5月29日は呉服(ごふく)の日
ということで先々週の画像です。
宮川町の芸妓さんと。
呉服=絹織物
たまに絹物着ると身が引き締まります。
呉服に対しての言葉が「太物(ふともの)」
木綿や麻などの糸の太い織物を指します。
絹の着物が良いのは分かりますが、気軽なカジュアル着物をついつい着てしまいます。
今の時代には気軽なものの方が合いますね。
もちろん良いものは残したいという思いもありますよ。
選択肢はたくさんあって良いかなと思います。
上を見ればきりが無いのが着物の世界。
敷居は低くあった方がいいと思っているので、気軽に着物を楽しむことを広めています。
うちには母や伯母からのお下がりの着物がたくさんあります。
お手頃なリサイクルの着物もたくさん買いました。
お手入れが簡単なポリエステルや木綿の着物も最近は増えてきました。
色々着て体感して、もうちょっと良いのが着たいなあと思ったらそちらを選べば良いと思っています。
まずはどんなものがあるか知ることが大事。
ポリエステルなど洗う着物があることを知らない方も意外といます。
(木綿の着物では外出してはダメ!とある着付け教室で言われたという話も聞きました)
着物を広めたいと思ってる人が着物を着るのが一番。
あ、着物ステキね、と思ってもらえたらしめたもの!
着付け教えます。
着物のイベントやってます。
着物楽しいよ、とこちらの世界に全力で手招きします。
着物業界の売り上げが減っているとはよく聞く話です。
フォーマル一辺倒を売っていた頃とは時代が違います。
時代の流れを読んで、顧客のニーズに応えなくてはならないところに来ています。
ファストファッションの流行る中、ウン十万の着物を買うかといったら難しい話です。
普段千円のTシャツを着ていたら、一万以上の着物でも悩むかも。
(お金がある方はどんどん今の作家さん、伝統工芸品のものを買って欲しい)
あとやはり高いといってもいくらなのか分かりにくいというのは最大のネックな気がします。
もちろんお誂えだから分かりにくくはあるんですが。
そこをもっと分かりやすくしていくのが、課題ですね。
私ももっと勉強と発信が必要だと感じている部分です。
京都に来て着物のメーカーさんや職人さん達と出会うことも増えました。
厳しい時代、生産者、職人さんの立場のお話もよくわかるのですが、着物を着ない人が多いというのにびっくりしました。
あと何故か使いにくい着付け小物や一昔前のデザインのものがとても多い。
作っている人、売っている人が着物を着ない、知らないってどういうことだろう?と。
着付けが難しい、着物は苦しい、着付け小物の使い方を知らないって、いやいやそんなこと言ってたらダメじゃないですか。
(事実メーカーさんで、袴の背中には専用の枕が入っているの?と聞かれたり、しごきを知らなかったりというのがありました)
(農家さんが自分が作っている野菜の食べ方知らない、食べたことない、美味しくないって言わないですよね)
やはり自分が「着て楽しいもの」「気分が上がるもの」というのを出していかないと、消費者には伝わります。
作っている人、売っている人がその物に思い入れがあるか。
どうしてもビジネスよりの頭になっているのかなあという印象です。
(会社というものがある以上はそうなるのだろうなあと予想はできます)
最近はメーカーさんや、デザイナーさん、小売店さんの顔が見えるところも増えてきました。
消費者としては安心して物を買えるのは重要ですね。
量作って売るだけでなく、ユーザーが本当に欲しいものを作って行けば、着物マーケットはまだまだ広がると思います。
なかなか可愛いもの、かっこいいもの、モダンなものって見つからないから。
カジュアル大好物ですが、たまにはおめかしするのも良いものです。
(着物を着ていると褒められます!)
とにかくこれから汗かきには辛い季節。
汗をかいてもすぐ洗えるお手入れが簡単な着物の出番がますます増えそうです。
夏でも着物を快適に楽しみたいですしね。
まとまりのない文章になってしまいました。。
さてお知らせです!
着物はとても沢山の人の手間暇をかけて作られています。
何故そんなに高いの?という疑問を解きましょう。
6月17日(日)10:30〜
大人の社会科見学<京友禅編>(京都)
京友禅の勉強と体験をします
参加費5,200円
ランチ、体験代込み
定員10名→残5名
お問い合わせ、先行予約受付中!
#着物 #呉服の日
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