ワタクシ、先週の水曜日は「吉祥寺→恵比寿」に行って参りました
吉祥寺では、(お初になります)関根麻帆さん出演の舞台を観に行き
恵比寿では、(昨年お世話になった)浜田えり子さん出演のライブに行き
どちらも本当に素晴らしく、充実した1日を過ごす事が出来ました
まず本日は、関根麻帆さんが出演されてる、舞台『浅草版・くるみ割り人形』のお話から
この作品は、『身毒丸』などで有名な寺山修司さんが、人形映画用に書いたシナリオを
岸田理生さんが、浅草版として戯曲化した、幻の傑作の初公演となっています
原作とは全く違う(正反対な?)、「美しく&怪しく、摩訶不思議な世界」が表現されてました
何だか懐かしい匂いがしたのは、ワタクシが『身毒丸』を観ていた事や、金守珍さん&水嶋カンナさんの存在が、大いに関係がありそうです
※金守珍さんは唐十郎さんの門下生で、現在は『下谷万年町物語』に出演中です!
Project Nyx主宰の水嶋カンナさんが、「アングラ版宝塚やりたい」と思い立って
総勢32名(オネエを含む)ものスペシャルな女優さん達が集結する事に
※Project Nyxとは、新宿梁山泊の水嶋カンナさんが立ち上げた実験演劇ユニット!
宝塚と言うからには…と思っていたら、元宝ジェンヌの毬谷友子さんが出演されておりました
出演者の衣装・音楽・舞台セット、どれを取ってもダークファンタジーに相応しいですね
切り裂きジャックや半獣半人の女...と聞くと、少しは今作品のイメージをして頂けるでしょうか
黒色すみれさんのレトロな歌声と演奏が、お芝居にピッタリとマッチした印象を受けました
※黒色すみれとは、Project Nyxお抱えの音楽の妖精でメルヘンクラシックユニット!
出演者の中では、毬谷友子さんの圧倒的な存在感(特に歌唱力が素晴らしかった)
少女・くるみ割り人形・砂男・切り裂きジャック・日本人形・オネエ3人衆
本当に個性的なキャラの皆さんが、舞台を所狭しと動き回っておられました
そして、今回のお目当ての関根麻帆さん(写真掲載は、ご本人の了承済です)
劇団四季に入団し、主演を含め多くの作品に出演
退団後は、音楽座ミュージカルの主演・映像方面方面などでも活躍
今回は、大女優(毬谷友子さん)に率いられる、ネズミ6兄弟の「ネズミ次男」として出演
まず、ネズミ次男はメチャメチャ可愛かったです
みんなで楽しくはしゃぐシーンは、まるで本当に兄弟のよう見えました
そして躍動感あふれるダンス、しなやかな動きで惹きつけられます
殺陣のシーンでは、可愛らしさから一変し、そのカッコ良さにゾクゾクしました
小柄なのにパワフルで、とっても存在感のある女優さんだと思いましたね
もちろん、ワタクシは早速チケットを確保させて頂きました