言葉が通じてるのが分かる写真@はなん家の話(画像たくさん♪) | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

いつもお読みいただきありがとうございます。
人とペットさん、両方のカウンセラー
動物対話士の伊東はなんです。

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さて。

私は普段からあんまりしっぽたちの写真を
それほどたくさん撮りません。
何なら一日に一枚も撮らない日が何日も続くこともあります。
画面越しにうちの子たちを見るくらいなら
その子のリアルな姿をリアルな目で見たいからです。
なので、私のシャッターチャンスは
だいたいにおいて私が独占して終わってしまうのですが…。

今回はストーリー仕立てで写真を撮る余裕があったのは
とっても珍しことだし、とても分かりやすい写真だったので、
「動物対話ってこういう感じだよ」というのをご披露します♪

写真たくさんと、その下にその時の状況を書きますので、
なるほどね~という感じで見てもらえると嬉しいです。


<写真のないときの状況>
最初にハチ割れ猫の千晴さんがソファにいました。
それを見たもよ姉さんが
「私もそこに行きたいんだけど~…」と言ってたので、
私は「一緒に座ったらいいじゃん」って
もよちゃんに言いました。
そうしたら吉が「ボクが行ってあげる!」って
千晴さんの横に吉が入りました。

千晴さんは吉が気に入らないのが常で、
目の前を通るだけでも
「なんで人の前を通るのよ!」って怒るくらい。
なので今回も吉はちーちゃんにシャーされました(^^;

それを見た私はちーちゃんに
「お姉さんが弟にそんな態度はおかしいねぇ」って
いつも言うことをいつものように伝えました。
併せてもよちゃんに、
「もよちゃんがちーちゃんに厳しいから
ちーちゃんも吉に厳しいんじゃない?
ちーちゃんに吉への接し方を教えてあげなよ」って言いました。


そんな話をした後の写真がこちら↓

もよ:そんなこと言ったって…。
吉:オレがいるから大丈夫だよぅ。
千晴:あたしは関係ないもんね。

はなん:
ほら、もよちゃん、どうする?
吉の方がお兄さんみたいだねぇ。

それを聞いたもよちゃんは

しばらく考えた後…


もよ:んー…。(しょうがないなぁ・・・)
吉:どうしたの?
千晴:あたし関係ないし…。

吉とちーちゃんのことは見ないようにして
たんたんとソファの背を伝い…

もよ:…。
吉:ホントに行くの?
千晴:何やってんの?


もよ:ふぅ~…。(まったくもう…)
吉:オレがいるのにぃ。
千晴:ホントに来たの?!(すごいな、もよちゃん)


きゃーーー!(≧▽≦)
もよちゃーーーん!♡♡♡
ありがとう!(≧▽≦)
夢にまで見たみつどもえです。
(いや、夢には見てません(笑))



嬉しくて嬉しくて、たくさん三人を褒めて感謝して、
これからもまた見たいわぁ♪という話を延々しつつ
みんな一緒のソファにいる写真をたくさん撮りました。

その後もよちゃんは私に褒めてもらいたかったらしく
ソファから降りて私のお膝に来ましたが、
それでもちーちゃんと吉は仲良く一緒にいました。

言葉をかけてからのもよちゃんの一連の行動が
彼女の葛藤を超えた行動で
とっても勇気のいったことだったのは
その様子を見ていてとてもよくわかりました。
「千晴のそれは私のせいか…」って。
私自身、こういう伝え方は初めての表現でした。
そういう諭し方がいいかどうかは個性によるところですが、
少なくともその時のもよちゃんには響きました。
もよちゃんにはたくさんのありがとうを言いました。
もちろんちーちゃんにも吉くんにも。

それから二日経って、
猫たちは相変わらずの日常に戻りましたが
それでもシャーの勢いは収まってるし、
照れ隠しの単なるポーズだというのが分かります。
もよちゃんの勇気がちーちゃんに響いたのは間違いありません。
なのでちーちゃんには
「こないだできたんだから今日もできるよね」
って伝えてギューギューのハグをしてます(^^)

そしてこの記事を書いてる今、
ちーちゃんはいつの間にか
私の横で静かにしています。


しっぽの彼らだって
「言われても受け入れられないこと」ってあるよね。
私だって、日本語が通じる人間同士でも
会話したくない人くらいいるもの。
しっぽの彼らだって私たちと同じ「感情を持つ生き物」。
でもそれを超えて、伝えていることを受け容れてくれた時、
「やっぱりこの子たちは私の言葉が分かってる」って
改めてホッとしたりするのです。
そして同時に「私はまだまだだなぁ」と
自分の未熟さを振り返ったりするのでした。





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