【ご感想】愛の選択ができる家族がいたことに気づきました | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、伊東はなんの公式ブログ。

人とペットさん、両方のカウンセラー
動物対話士の伊東はなんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。

今日も感想をお届けします。
お寄せくださった受講生さんには
心からの感謝を。
本当に本当にありがとうございます。

動物対話基礎講座の受講を悩んでいる方には
本当に参考になると思います。
こちらをお読みいただくと
私が動物対話に対してどういう思いで
皆さんにお伝えしているかがよくわかると思うから。
本当にこんなことを講座でお伝えしています。
だから一クラス3時間でも足りないくらい。
ギュギュっと詰め込んで、
アツアツの思いをお届けしています。

講座の中身も感想も
本当に詳細に書いてくださいました。
どうぞご覧ください。
内容はいつものように、
個人情報的なことは伏字にしてありますが、
あとは原文のままです。
掲載許可をいただきありがとうござます!


最初にわたしの猫○○とおはなしをしていただいたのは2016年1月はじめでした。
はなんさんが伝えてくれた彼女の言葉はどれもしっくりくるものでした。
まず「目がわからない」つまり、見えにくくなっていること、「◇◇ちゃん」というのがほどけた印象だと聞き、いつもそう呼んでいたし、若い頃は出されたものをなんでも食べた、ということを聞き、合っていると思いました。

次に出てきた言葉は、「わたし大丈夫よ」「心配しないで」「あまり気にしないで」など私に余計な心配をしないことを伝えてくれました。
全ての物事に対して彼女はこんなもんでしょ、と腹をくくっているのだと。

わたしの過去のパートナーをどう思っていたか、そして今のパートナーのことをどう思っているのか、いつも彼女がわたしの思いを尊重してくれていたことがわかりました。

夜中に鳴き出してしばらくやまず、わたしが眠れなくて困っている時の対処法として柏手を打って繰り返すことを教えていただきましたが、これは効果がありました。

はなん注:ペットさんがいつもと違う行動をとった時は
パンパンと2回柏手を打ってみてください。
ちゃんといい音でなるまで続けてみてね。
それだけでだいぶ状況が改善されることが多いです。
それにどういう意味があるのかは
講座でご質問くださればお答えします。)


また彼女はすでに19歳になっていましたので、どうやって残された時間を過ごしていくか、を考えると彼女が喜ぶと教えてもらい、その後の過ごし方を考える良い機会となりました。

最も私が胸を打たれたのは「あのひと(わたしのこと)、迷いが多いのよね」「お姉ちゃん(わたしのこと)がさみしがるから、私がいてあげるからいいじゃない。もう、しっかりしてよね」という言葉でした。

確かにわたしは彼女の存在を力にしていましたし、彼女がいなかったら死んでいたかもしれない、彼女がいたから私は今でも生きていられる、のは確かです。
彼女はわたしにとってお母さんのような、双子の姉妹のような、家族のような存在でした。

このセッションがきっかけで、自信のなかった自分の彼女への接し方、悩んでいた事の方向性が見えて彼女との残りの生活を濃密に過ごすことができたと思います。

自分でももっと話がしたいと思って、動物対話初級・中級講座を受講したくなり、同じ月の月末に新幹線に乗って上京し、受講させていただきました。

講座で最初になるほど、と思ったのは、動物対話をすることの意味でした。

ただ、自分のペット(家族)と話をしたい、気持ちを知りたい、だけでなく、動物と対話することで社会を変えることができる、殺人事件は小動物を殺すところから始まっている、それをやめさせることができれば、子供・お年寄りなど弱い立場にある人たちをいじめる行為をやめさせることができるのでは?という話を伺い、その着眼点が素晴らしいと思いました。

「ペットは飼い主の鏡、神様が飼い主に与えてくれた教材である、ペットがしてくれたことによる影響をそのまま人間社会に適応できるのだから恩返しではなく恩送りをすればいい」
このことを思い出してペットロスにならずに済んだと思います。

「人生は全て選択で出来ている、愛の選択(やりたいからやる)の逆は恐れの選択(義務)どちらを選択するか、人に迷惑をかけなければ愛を選択してok」という視点は ”~ねばならない” が多いわたしにとって、胸が痛くなる話でした。

「人間は動物を下に扱うから、動物だから意思の疎通ができない、と決めつけているから会話ができていないだけ、実際には動物の目・耳・鼻・口、どれも人間と機能は同じ。
そういう当たり前のことを忘れず、人間と同じと思って向き合う、対話する。相手に敬意を払って、先入観を持たず相手の言うことを理解しようとする。そうすればどんな相手でも意思の疎通ができる。」
人間社会でもおなじことだと思いました。

講座の後、自宅で実践していると、1年ほど経ったころ、自分が仕事でとてもしんどい時、彼女を抱っこして「わたし、仕事の人間関係に疲れちゃったよ。」とつぶやくと、
「いいじゃない、わたしがいるから」という言葉がすうっと頭に入ってきたことがありました。

ハッとしてとても驚いた感覚でした、
わたしはすぐに「そうよね、会社で嫌なことがあっても家に帰ってこれば◇◇ちゃんがいるもんね」と答えていました。

その後半年ほどで彼女は天国へ旅立ちましたが、私が休みの日を選んでくれました。
あと3日程度だろうと獣医の先生に言われ、会社に行っている間も気が気でなかったのですが、ちゃんと私が家にいられる土曜日を選んでくれたので、わたしはしっかりと見届けることができ、最期の時を一緒に過ごすことができました。

最期の時、腕の中で抱いて、「◇◇ちゃん、先に行ってあとで私が行くのを待っててね。
またきっと会おうね。」と話しかけると大きく息を吸って、うん、と頷いてくれました。

当時私は職場の人間関係でぐったりしていましたが、不思議なことに彼女が旅立った日(2017年9月2日)の前日、9月1日付で上司が替わり、そのストレスによる体の不調から解放されることになりました。

その人事異動は彼女が調子を崩す2か月ほど前に決まっていたことなのです。
その後、数ヵ月後にわかったことなのですが、彼女の命日は新しい上司の誕生日と同じ日でした。
彼女は私を見守ってくれていて、新しい上司を私のところに連れてきてくれたのかな、自分がいなくなってもわたしがやっていけるように、彼女が環境を整えてくれたのでは、とわたしは思っています。

はなんさんとのお話をきっかけに大好きな彼女との心のつながり、そして自分にとってかけがえのない存在であること、彼女がわたしのことをこんなにも思ってくれていたのだということを知り、それまでも19年一緒にいたのに、わかっていなかったことがたくさんわかり、単なる猫ではなく、本当に家族だったのだということを認識できたことは
幸せなことでした。

わたしは自分の親が離婚し子供時代には嫌な思い出が多く、あまり甘えることができないまま大人になり、親・兄弟など人間の家族とはあまり心を開いて話をせず、いつも愛の選択というより恐れの選択で、義務感でいろいろなことをしてきましたが、初めて愛の選択ができる家族がいたことに気づきました。

だから自分が死ぬとき、怖くないだろうなと思います。
虹の橋を渡れば、きっと彼女が待っていてくれるだろう、きっとまた会えると思えるからです。

確かに亡くなった時は本当に寂しくて寂しくて悲しくて悲しくて 長いあいだの自分の怠慢を後悔して罪悪感に苛まれてばかりで、ふさぎ込んでしばらく泣いていましたが、はなんさんとのお話のメモを読み返したり、うちの子きずなノートを読んでいるうちに、癒されてきました。

今こうして彼女とのことを思い出すと涙が出てしまうのですが、気持ちは温かく感じます。
はなんさんとの出会いにより自分にとってこんなに愛おしい家族、そして自分を大事に思ってくれる家族がいることを認識できたと思うのです。
有意義な時間をありがとうございました。



もうね、本当にありがたい!!
私がお伝えしたことをすべて受け取ってくださいました。
今度ホームページを作り替えるときは
受講生の声として掲載したいほど!

受講前のセッションで思ったこと。
セッションを受けて新幹線で基礎講座に来てくれたこと。
受講後にうちの子を看取った時のこと。
お空に帰った後もお話しできたこと。
これら一連の過程が本当にありがたいです。

ちなみにこの方は養成講座は受けていません。
基礎講座の受講しかしていなくて
ここまでのスキルです。
昨日のブログの続きのようですが、
筋力トレーニングのように
コツコツ練習すればこの方のようになります。

ホント、動物対話ってとっても素晴らしい世界です。
感想文にもありましたが、
動物対話ができれば極悪な事件は減るはずです。
優しい日本を取り戻すことができるんです。

それを体現できる人が一人でも多く増えますように、
引き続き動物対話を広めていきたいと思ってます。

今月は23日に杉並サロンで
初級と中級、24日に上級が開催されます。
お時間のない方は3月2日に横須賀で
一日集中基礎講座があります。
http://hanan.jp/school

善は急げです。
早く技術を習得して、早くうちの子とお話しできるようになって、
早く幸せになってください!!


このたびはご感想を本当にありがとうございました。
今度はそちらの地元で基礎講座や
きずなノートワークショップができたらいいですね♪
またお会いできる日を楽しみにしています。



おまけ
講座で書いたイラスト
はなん画伯が講座中に書くイラスト(笑)



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ペットさんとの会話を有意義なものにして
きずなをより深める動物対話基礎講座の詳細はこちら↓
http://hanan.jp/school

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インスタグラムはじめました。
まだ使い方がよくわからなくて、
フォローとフォロワーの関係とか、
じょうずな改行のしかたとか、
そういうの、全然わかりません(^^;
けど、フォローしてくれたらうれしいです。
https://www.instagram.com/ito_hanan/

たぶんいろんなものの中で一番「素の伊東はなん」が出てると思います。
けど、愛してやまないしっぽの家族たちもちゃんと登場してますよ。

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一般社団法人動物対話協会


          
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一般社団法人動物対話協会
http://www.aada.or.jp/

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動物取扱業:14東京都訓第004535号
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TEL・FAX:03-6304-3138

ペットさんの種類状態等一切不問。
2007年より専業アニマルコミュニケーターとして活動。
2013年夏に職業名を「動物対話士」に変更し、名称は商標登録済み。
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※シーズー1頭、猫3匹がサロンにおります。あらかじめご了承ください。