家出猫さんご帰還!!その2 | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

今回はひとつ前の記事 の続きなので、
小話ナシで進めましょう。

基本的に、文章はいただいたそのままですが、
名前についてはイニシャルに変更させていただきました。
また、特に読んでいただきたい箇所に太字や色がついているのは、
伊東はなんが強調させた箇所となりますので
あらかじめご了承ください。

この感想文はネコさんが帰ってきた数日後に
書いてくださったものです。
飼い主さんには改めて、心からのお礼を申し上げます。
おかげさまでアニマルコミュニケーションについて
皆さんにお知らせすることができました。


【登場人物紹介】
Cちゃん:家出ネコ君
Rちゃん:同居ネコちゃん。トイレを使ってくれなくて悩んでいる
Kちゃん:同居ネコ君。人の顔を見て良く鳴くけれど、何を言っているのやら…。

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HANAnさま

大変お世話になりました。
NSです。

Cちゃん、安心して寝ています。
その寝顔を見るにつけ、本当に嬉しくて、何とお礼を言っていいか分かりません。

勝手口を開けた母の足元からスルッと家出して10日が過ぎ、居る場所も分かり、逃げる姿は見えても、どうすることも出来ずにいました。
いろいろな方に意見を聞いて捕獲機を使うことも考えました。
でも、家族みんな積極的ではありませんでした。
捕獲機は罠ですから、Cちゃんを騙すことになります。
万が一失敗したら、二度と戻ってこないような気がしたからです。
まだ出来ることはないだろうか?と考えたのが、HANAnさんに出会うきっかけでした。

捕獲機を使うことも一つの手段だけど、その後は家族としてやっていけないという話で、捕獲機は使わないと決めました。
私たちが待っているのは、家族の一員としてのCちゃんだったからです。
このタイミングでHANAnさんに出会えたことに感謝です。

1回目のセッション後に事態が好転したかに見えましたが、それ以上変わらないことに、家族みんな疲れ果て余裕がなくなっていました。
そんな状態での2回目のセッション、Cちゃんが我儘を言って怒ったり、悲しんだりしている様子に大きなショックを受けました。
追い打ちをかけるようなHANAnさんからの意地悪な質問にも、何が何だか分からなくなって言葉がうまく出てきませんでした。
そして、「思いが強すぎるとCちゃんをダメにする」「お互い意地になっている」と言われた時には、一瞬心が凍り付きました。
悲しいというよりも、絶望のどん底に突き落とされたような感じでした。
とはいっても、HANAnさんの言葉は、Cちゃんのためを思ってのこと、そして帰ってきてほしいという一心で、必死になっている私に冷静さを取り戻させてくださいました。
「Cちゃんの思いは尊重されていますか?」の問いに、最初に言われていたのに、いつのまにか人の気持ちを優先している自分に気づきました。
Cちゃんを愛しているなら、彼にとって何が1番幸せかと、改めて考えられるようになりました。

半ば諦めていただけに、2回目のセッションの翌日、Cちゃんを連れて帰ることが出来た時は、奇跡のようでした。
でも、本当は奇跡なんかじゃないのです
よね。
HANAnさんを通してCちゃんとお話しをして、意地の張り合いをHANAnさんが、叱ったり、なだめたり、意地悪言ったり、諭したりして、上手く解いてくださったお蔭なのですから。
アニマルコミュニケーションは、単に動物と人との通訳だとは思いません。
双方の気持ちを理解し、心と心を通わせるお手伝いをしてくださったと思います。

HANAnさんがいらっしゃらなければ、このような嬉しい結果にならなかったでしょう。

家出から24日目の帰宅でした。長かったです。
帰宅後のセッションで、「お家が一番いい」と言っているのを聞くと、嬉しくてたまりません。
Cちゃんも不安から意固地になって、我儘言っていたんでしょうね。
足のケガも痛かったのだと思います。
今は3本足で、元気に動いています。
他の猫さんたちとも舐めあったりして、落ち着いています。
母はずっと付きっきりです。(ストーカーみたいです)
本当に本当にありがとうございました。

一連のセッションを通して、猫さんたちが、しっかりと人の言葉や感情を理解しているのに驚きました
良かれと思うことでも、人の独断と偏見で猫さんたちに押し付けるのではなく、猫さんそれぞれの気持ちを尊重してあげたいと思います。
人と向かい合うのと同じですね。
そのためには、じっくりと猫さんたちのしぐさに心を寄せ、心の声に耳を傾けなければならないですね。
縁あって家族となった猫さんたちの猫生を、幸せなものにしてあげたいです。
アニマルコミュニケーションによって、猫さんたちとの生活に新しい扉が開き、そこからCちゃんが、大きな大きなお土産を持って帰ってきてくれたような気がします。

もう一つ、嬉しいご報告があります。
お姫様キャラのRちゃん、セッション後にトイレに3回行きました!
人が寝静まっている時には、父のベッドのシートの上でしているようです。
人が見ている時にはトイレへ…「あたし、ちゃんとトイレに行ってるでしょ。偉いでしょ。お姫様だからね。」って言っているようです。
家族は「凄い!凄い!」の連発。
絶対にトイレに行かなかった子が行ったんですから、びっくりです!
「臭いつけといてね」と言われたのに、最初は臭いをつける間もなくすぐに行ったので、何かの間違い?と思ったほどです。

Rちゃんを褒めちぎってあげてます。気を良くしてずっと続けてほしいです。
魔法みたい!なんて思いましたが、これもコミュニケーションの賜物ですね。
HANAnさん凄い!!!

心から感謝いたします。
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

余談ですが、セッション以来猫さんの言葉を想像しています。
おしゃべりなKちゃんは「あのね、あのね、お母さん来るの待っていたよ。」
お姫なRちゃんは「そうでしょ、この尻尾は誰にも負けないわよ。だってお姫様だもの。」
楽しいです。

NS

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どんな意地悪な質問をしたかはひとつ前の記事を見てください(^^;

中島みゆきの「空と君のあいだに」の

「君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる」の心境でした(^^)


人間以外の動物と暮らすことについて、頭では分かっていても、
ついつい「ネコだから」とか「○○(犬とか鳥とかうさぎとか)だから」と
考え方に線を引いてしまいますが、アニマルコミュニケーションを受けると
そのベールがはがれていくのが分かります。
そしてその時、いかに彼らが素直でまっすぐな視点で生きているかが分かります。

飼い主さんが半信半疑で話しかけているときと、
「この子ってこういう考え方なのね」というのを分かった上で
話しかけているのとでは、ペットたちの反応が明らかに違います。

きっと、今日のネコさんたちは、これから先、「人との共同生活」が
よりいっそうキラキラした楽しい日々になるに違いありません。

アニマルコミュニケーションって、
テレパシーでペットと会話をすることだけじゃありません。
もちろんそれも含みますが、でも、それだけじゃありません。
きょうはもう、声を、いや、文字を大にして言っちゃいます。

瞑想やテレパシー、振り子などによるアニマルコミュニケーションだけでは片手落ちです!

そんなのを売りにしているコミュニケーターは
動物と話せることを特殊技術だと広めているようなものですから、
私は好きじゃないです。
そのくらい、プロだったらできて当然です。


大事なのは動物たちと話をすることじゃなくて、
関係性をよりよく深めていくことです。
ご依頼をなさる方はどうかそこを
履き違えないでほしいと思います。

大事なのはちゃんと言葉に出して伝えること。
お互いに分かり合っていると言う前提でかかわりあうこと。


これができなければ、
いくらテレパシーで会話をしても
関係改善にはつながりにくいと言うことを
覚えておいてください。

Cちゃん、戻ってきてくれて本当にありがとう!

黄色い花 黄色い花 黄色い花


HANAnのアニマルコミュニケーション勉強会は
こんなポリシーを持った、

動物対話士の伊東はなんが開催してます。

なので、霊感とかテレパシーとか瞑想とか、
そういうのが苦手な方でも十分コミュニケーションが取れるような
カリキュラムを組んでいます。

安心してお越しください。

それでも、どうしてもテレパシーでお話しがしたいという方のために
(事情はいろいろありますものね)

勉強会の上級はテレパシー能力を磨くクラスにしています。
上級と銘打っているくせに
このクラスが一番お安い受講料になっています。
それは、テレパシーなんて数ある技法のひとつに過ぎないので、
あまり重きを置いていないという、私の思いの表れです。

特に生きている子とコミュニケーションがしたい場合は
目の前にいる「その子」を見なければいけません。
なのに、瞑想やテレパシーや振り子を使って
見るべきものを見ない勉強法のみを教えるのは
ペットさんに失礼だよなぁって思ってしまうのです。

たとえ、お空に帰ってしまった子でも、
やはり基本は「目の前にいた子」を思い出すことです。
だから初級から受けてもらうことをお願いしています。

5月の勉強会は今週の土日。
西麻布のヘリカルプロモーションという
芸能プロダクションの事務所の一角をお借りします。

夏休みの旅行の計画を、
今年はペットさんと一緒に立ててみませんか?

勉強会の詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪

今日も善き一日を♪

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次回の私の出番は6月14日10時からです。
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HANAn
~アニマルコミュニケーション&各種ヒーリング~
http://www.hanan.jp/
動物取扱業:第12-4-6号<訓練>

東京都世田谷区北烏山1-59

TEL・FAX:03-3307-9357

ペットの種類、生死、状態等一切不問。
2007年より専業アニマルコミュニケーターとして活動。
2013年夏に職業名を「動物対話士」として商標登録済み。
ペット入室可能なサロンにて、
安心してセッションを受けていただけます。

ご予約がなければ18時でクローズします。
営業時間内でもセッション等で電話に出られないこともあります。


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