ペットをイイコに育てる方法 | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

皆さんご存知の通り、
アニマルコミュニケーションというのは
動物と意志の疎通を図ることでお互いを理解しあい、
よりよい共存生活をするためのお助けツールです。

…なーんてかたい話から始まりまったのは、
こんなことがあったからなんです。

先日、いつも行く飲み屋さんの常連友達が
久しぶりに店にいるという連絡が入ったので
ごあいさつがてら顔を出しに行きました。
そうしたらお久しぶりなお顔が2人も!
お二方とも私がアニマルコミュニケーターという
お仕事をしていることをご存知です。

で、そのうちの一人がこうおっしゃるのです。

今うちにかわいいワンコが2匹いるんだけどね、
うちの(奥さんのことです)がしつけが厳しいわけ。
ボクが帰ってくると嬉しくて「お帰りー」って
飛びついてくるんだけど、それを無視しろっていうの。
ボクかわいそうでね~。
はなんちゃんからいろいろ聞いてるでしょ?
だからうちの犬はうちの子とおんなじように育てたいから
ただいまーって抱きしめてあげたいんだけど
うちのが厳しくってさぁ~(苦笑)

って。
思わず家庭内の力関係を垣間見ちゃった感じなんだけど(^^;、
これ、お父さんとお母さんの立場が逆なことはあっても
割と普通に見られるケースです。
こういう場合、どっちがいいとか悪いとかはありません。
家族が「こうだ」と決めた方向にみんなで向かえばそれでいい。
そうすればペットだって自分の立場を理解します。
でも、そこが徹底されてないとペットも迷う…。
その結果、マイルールを作って飼い主さんの思いからは
ズレた行動をしてしまうことも。

結局大切なのは「うちの子をどう育てたいか」なのですね。
これはざっくり分けて二分されます。

人懐っこくて陽気な子に育てたいか。
人のいうことをびしっと聞くけじめのある子にしたいか。

人が持ってる感性のものさしってみんな違うんですよね。
だから、どっちがいいとか悪いとかは言えないんです。
私の好みは…っていうレベルでのお話はできますが、
そんなのはあくまでも私の好みであってルールブックではない。

例えば「人懐っこくて陽気な子」は裏を返せば
けじめのない自分勝手な子に映るかもしれない。
例えば「人のいうことをびしっと聞く子」は裏を返せば
愛想がなくてかわいくない子かもしれない。

結局のところ「イイコ」って
それぞれの家庭によって基準が違うので一概に言えません。
でも、それぞれの家庭の中での「イイコ」にすることはできます。
それぞれの家庭の基準があるから。

しつけ本や友達のおうちのルールに縛られず、
ご自身がベストと思われる付き合い方をしてください。
どんなしつけ方でも筋の通った付き合い方をしていれば、
自然に強い絆がうまれます。
そのときは誰になんと言われても「うちの子はイイコ」って
胸をはって言えるはず。
その関係性はアニマルコミュニケーターが作るのではなく、
飼い主と言われる「あなた」しかいないのです。

ペットとの関係性に悩んでる方。
あなたとペットとの付き合い方に筋は通ってますか…?


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